舞楽

2006年一宮市真清田神社『舞楽神事』
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舞をともなう雅楽を舞楽と言い,10世紀以前に中国や朝鮮半島から伝わった儀式用の音楽がもとになっています.中国や朝鮮では早くに途絶えてしまいましたが,日本では宮中の儀式や,寺社の祭礼に用いられ,現在まで伝えられています.
舞楽には中国・インドから方面から伝わった左舞(唐楽)と満州・朝鮮から伝わった右舞(高麗楽)があります.
左舞の奏楽は三管三鼓といって笙・篳篥・龍笛・鞨鼓・太鼓・鉦鼓の六種類の楽器編成で,舞人の衣装は赤色を基調としています.
右舞の奏楽は三ノ鼓・楽太鼓・鉦鼓・篳篥・高麗笛の五種類の楽器編成で,舞人の衣装は緑色を基調としています.
また,舞には,平舞・武舞・走舞・童舞・女舞などあり,唐楽には双調・壱越調・黄鐘調・太食調・平調・盤渉調が高麗楽には高麗双調・高麗壱越調・高麗平調などの調子があります.
例えば,有名な「蘭陵王」は壱越調の走舞.「胡蝶」は高麗壱越調の童舞.などといいます.
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