半田市逆崎潮干祭
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「亀崎潮干祭」は半田市亀崎町.神前(かみさき)神社の祭礼です.
毎年旧暦の3月15・16日に5台の山車を潮干浜に曳き降ろしたところからこの名が付きました.

2003年5月3日(土)と4日(日)の2日間行われましたが,そのうち3日(土)に見物に出かけました.いずれも「知多型」の 「宮本車」(東組),「青龍車」(石橋組),「力神車」(中切組),「神楽車」(田中組),「花王車」(西組) 山車5台が曳き出されます.
現在『愛知県有形民族文化財』に指定されています.

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No01:神前神社
No02:曳き下ろし坂に集合する山車
No03:最初に曳き下ろされる東組の「宮本車」
No04:波打ち際ぎりぎりまで下ろします.
No05:神前神社に向かって浜辺に並べられる5台の山車.屋根と屋根がくっつきそうな位近づけて並べられると,観客から一斉に拍手がわきます.
No06,07:神前神社に人形からくりが奉納されます.
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東組「宮本車」
製作:元治元年(1864)  大幕:猩々緋に宝殊玉の金刺繍  水引:白地に七五三繩(しめなわ)の刺繍
追幕:猩々緋に七曜星の刺繍  前棚人形:「三番叟」  上山人形:「湯取り神事」
No08 (190kb) No09 (174kb) No10 (136kb) No11 (142kb) No12 (167kb) No13 (134kb) No14 (141kb)
石橋組「青龍車」
製作:明治24年(1891)  大幕:波上に勇む青龍の金刺繍  水引:朱雀の縫いつぶし
追幕:五岳真形図の金刺繍  前棚人形:「布ざらし」  上山人形:「唐子遊び(逆立ち)」
No15 (205kb) No16 (174kb) No17 (192kb) No18 (176kb) No19 (161kb) No20 (140kb) No21 (162kb)
中切組「力神車」
製作:文政9年(1826)  大幕:猩々緋に虎の刺繍  水引:青龍の縫いつぶし
追幕:翁の面  前棚人形:「猩々(面かぶり)」  上山人形:「浦島(面かぶり)」
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田中組「神楽車」
製作:天保8年(1837)  大幕:猩々緋に牡丹に唐獅子の刺繍  水引:雲霞と蝶乱舞の縫いつぶし
追幕:孔雀の刺繍  前棚人形:「巫女の舞」  上山人形:「傀儡師(船弁慶)」
No29 (154kb) No30 (178kb) No31 (159kb) No32 (144kb) No33 (127kb) No34 (144kb) No35 (128kb)
西組「花王車」
製作:弘化3年(1846)  大幕:猩々緋に雅楽器の金刺繍  水引:御簾の金刺繍
追幕:御所車の刺繍  前棚人形:「神官」  上山人形:「桜花唐子遊び(綾渡り)」
No36 (148kb) No37 (114kb) No38 (121kb) No39 (127kb) No40 (198kb) No41 (194kb) No42 (134kb)
各山車の説明は平成14年『はんだ山車まつり』公式パンフレット
           平成15年『半田の春祭り(半田市亀崎潮干祭り)』パンフレット
を参考にさせていただきました