愛知県碧南市  鶴ヶ崎
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2003年10月11日(土)碧南市大浜中区の祭礼.
この日は隣の大濱中区の祭礼に曳き出された山車とここ鶴ヶ崎地区の祭礼を見物に行きました.
鶴ヶ崎地区の祭礼は名鉄三河線「新川町」下車.北西方向約800mにある山神社とそこから南約700mにある浅間社の秋の例祭で,山車倉は山神社の境内に建られています.
山神社は寛永7年(1630)領主本多下總守俊次が武運長久と子孫繁栄を祈願して建てられたと言われています.また,浅間社は寛文9年(1669)2月に建立され「お富士さん」と呼ばれ安産の神様として親しまれています.
山車:元治元年(1864)対岸にある亀崎の旧車東組の宮本車を譲り受けたもので,『玉車』と呼ばれる「知多型」の山車です.文化13年(1813)建造と言われ極彩色の彫刻,堆朱(漆を何回も塗り重ね厚くして彫刻したもの)の柱,猩々緋に金糸の宝珠玉の刺繍がなされた大幕など化政文化の粋を集めた豪華な山車で尾張の彫刻師早瀬長兵衛吉政の作と言われています.車輪は大木の輪切りで廃油に漬けて乾燥を防いでいます.
人形:3人使いの三番叟で,昭和63年に新調されました.昔は湯取り神事を行う上山人形があったそうですが,今はありません.


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参考資料:広報「つるがさき」特集号
       「知多の山車まつり」