横須賀まつり
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北町組:山車の框に『文化戌歳(1814)8月吉日 村瀬佐吉』と書かれていることからこの頃造られたと考えられる.横須賀で造られ,最上段が楓の木で造られていることから『楓童車』とも呼ばれている.
高さ:6.75m,間口:2.50m,長さ:5.65m,重さ:5.00t
大幕は猩々緋で正面に黒字で『北町』の文字が入っている.水引き幕は赤地に金糸で鳳凰,麒麟,亀,竜虎の刺繍が施されている.
からくり:楓童・逆立ちからくり.楓の木の上で逆立ちをする離れからくり.唐子が蓮台を回すと,蓮台の上のもう1体の唐子が楓の木で逆立ちをして太鼓をたたいたり鉦を叩いたりするもの.
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No27:支輪(上山下の部分)には唐獅子が彫られています
No28:前棚の采振り人形
No29:山車の向きを少し変えるときは持ち上げないで,横に押してそのままずらします.
No25 (221kb) No26 (158kb) No27 (274kb) No28 (241kb) No29 (213kb) No30 (204kb)
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No31:前楫を持ち上げるだけの時は後楫方はぶら下がるようにします
N032:どんてんの時の後楫方
No33:前棚の采振り人形
No34:蓮台の上の唐子
N035:蓮台を回す唐子
No36:楓の木の上で逆立ちして太鼓を叩く唐子
No31 (167kb) No32 (249kb) No33 (213kb) No34 (181kb) No35 (157kb) No36 (228kb)
公通組『八公車』:江戸時代末期に名古屋で造られたもの.高欄角の先端に『八公』と飾り金具で記されていることから『八公車』と言われる.
高さ:6.15m,間口:2.50m,長さ:5.45m,重さ:5.00t
大幕は猩々緋.前面に黒字で「八公」と記されている.水引き幕は全面を金糸で縫いつぶし,その上に吉祥模様がちりばめられている.
からくり:倒立離れからくり.小唐子が大唐子の肩にとまって逆立ちをして大唐子の持つ団扇太鼓を叩くというもの.
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No40:新楫はお祝儀として贈られタオルを腰に巻いて披露する.
No41:後楫方と囃子方
No37 (223kb) No38 (278kb) No39 (158kb) No40 (176kb) No41 (249kb) No42 (227kb)
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No44:前棚の采振り人形.織田信長に似ていることから『信長人形』とも言われる.
N045:お囃子にあわせて太鼓を打ったて遊ぶ大唐子
No46〜48:大唐子の肩に乗って逆立ちをして大唐子が持っている団扇太鼓を叩いて遊ぶ小唐子
No43 (226kb) No44 (198kb) No45 (198kb) No46 (181kb) No47 (187kb) No48 (220kb)
※公通組にはもう1輛『圓通車』と呼ばれる山車がありますが,『八公車』と1年おきで曳き出されるので,本年は見ることができませんでした.
参考資料:東海市史
       横須賀町史
       『我が町,我が古里のまつり どんてん』森 俊夫著
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