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2004年5月29日(土)30日(日)の2日間名古屋市西区則武新町一(平野町).国道22号線沿いにある津嶋神社の祭礼に石取車が曳き出されると云うことで,29日の土曜日に見に行ってきました. 『石取祭』は桑名の町屋川の河原の石を台車に乗せて春日神社に奉納したことから始まったと云われ,三重県の北勢地方には多く見られますが,愛知県ではここ平野町と弥富,佐屋,津島市など三重県境の地域で見られます. 石取山車は前が一輪,後ろが二輪の御所車風の車輪の上に,高欄の付いた台が乗っています.真ん中に一本の柱が立てられ,下から6個,4個,2個.合わせて12個の提灯を3本の横木で吊っています.先には四角い行灯が,その先には御幣が付けられています.車の後ろの中央には大きな太鼓,両側にはそれぞれ二個の鉦が吊られています. ここ平野町の津嶋神社の祭礼についての資料が見つけられませんでしたので,祭のいわれや石取山車がいつ頃のものかというような詳しいことがわかりませんでした.私見ですが,津島市で10月に行われる『尾張津島秋まつり』にも石採車が津島神社に奉納されますので,津島市の石採り祭と関連があるのではないかと思われます. 下のサムネイル画像をクリックすると,1024×682 の画像をご覧いただけます |
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