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大正7年に阿久比町から購入された「知多型」の山車です.白山車のからくりは上山に設けられた出樋の先端で三番叟が演じられます.普通出樋は固定式ですが,白山車のそれは根元だけが上山に固定され,そこを中心にして回転するめずらしいものです.同じようなものでは上野間の四嶋組や越智組の山車のからくりに見られますが,こちらは出樋が左右2本あります.
【主な彫刻】檀箱−七福神(彫常 大正7年)
脇障子−張良と黄石公(彫常)
蹴込−波に龍鳥(彫常)
持送り−力神(彫常)
前山蟇股−松
前山懸魚−鳳凰に仙人
【幕】大幕−緋羅紗の無地 水引幕−波に千鳥(平成5年新調) 追幕−波に千鳥と鈴の刺繍
【からくり人形】−上山で出樋の大廻しによる三番叟(地元の大工若子武作 昭和6年)
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No01:波に千鳥と鈴の刺繍が施された追幕
No02:波に千鳥の水引き幕
No03:上山下の斗形
No04:前山の彫り物
No05:脇障子
No06:壇箱の七福神の彫り物 |
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No01 (150kb) |
No02 (168kb) |
No03 (129kb) |
No04 (159kb) |
No05 (162kb) |
No06 (142kb) |
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No06〜12:壇箱の彫り物の部分
No09:向かって左端は恵比須
No12:向かって右端は大黒 |
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No07 (130kb) |
No08 (168kb) |
No09 (174kb) |
No10 (168kb) |
No11 (173kb) |
No12 (174kb) |
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No13〜14:蹴込と力神の持送り
No15〜17:出樋の上で演じられる三番叟 |
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No13 (137kb) |
No14 (131kb) |
No15 (119kb) |
No16 (106kb) |
No17 (160kb) |
No18 (158kb) |
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