乙川まつり その1  宮本車,源氏車
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浅井山宮本車
浅井山は江戸中期に創立されました.宮本車である現在の山車は安政6年(1859)に立川角三郎らが旧車を改造したものです.また昭和25年(1950)にも大改造が行われました.
【主な彫刻】檀箱−竹林七賢人(立川和四郎富重.安政6年)
        脇障子−布袋和尚喜捨之図.福禄寿福履之図(立川角三郎.安政6年)
【幕】大幕−緋羅紗の無地  水引幕−雲龍文様の金糸刺繍
【からくり人形】前山−三人遣の三番叟  上山−乱杭渡り
No01:立川和四郎富重作の檀箱の彫刻(竹林七賢人)
No02:前山の唐破風
No03:上山の唐破風.いずれも見事な彫刻で飾られています
No04:雲龍文様の水引幕と蟇股,支輪,八枚虹梁等
No05:平台輪,ゴマ隠し
No01 (165kb) No02 (220kb) No03 (166kb) No04 (158kb) No05 (156kb)
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No06〜07:三人遣いの三番叟
No08〜15:からくり人形『乱杭渡り』.高下駄を履いた童子が杭を渡っていくというものです.平成9年の半田山車祭りを機に山車保存会の山田利圀が制作したものです
No06 (113kb) No07 (196kb) No08 (86kb) No09 (105kb) No10 (152kb)
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No11 (170kb) No12 (101kb) No13 (120kb) No14 (173kb) No15 (200kb)
殿海道山源氏車
祭礼は宝暦5年(1755)以前に始まったとされ,浅井山の成立後,殿海道(現在の乙川殿町あたり)を中心に設立されたといわれています.現在の山車は嘉永6年(1853)岸幕善次郎によって建造され大正10年と昭和24年に改造されました.
【主な彫刻】檀箱−樊噌の門破り(立川和四郎富重)
        脇障子−風神雷神(立川和四郎富重,初代彫常)
【幕】大幕−緋羅紗地に牡丹の刺繍(大正5年)  水引幕−白地に松鷹の刺繍
No16:前山
No17:蹴込み
No18:檀箱の右端の彫刻
No19:立川和四郎富重作の檀箱の彫刻樊噌の門破り
No20:上山唐破風
No16 (121kb) No17 (98kb) No18 (163kb) No19 (158kb) No20 (123kb)
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No21:前山唐破風.見事な彫刻が施されている
No22〜23:前山,風神雷神の脇障子,前山蟇股(立川和四郎富重作の花和尚と弁慶)等
No24:白地に松鷹の刺繍がされている水引幕,蟇股,支輪,八枚虹梁等
No21 (204kb) No22 (216kb) No23 (227kb) No24 (146kb) No25 (162kb)
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