市原区縣車
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建造年代は不明ですが,昭和4年半田市協和砂子組から購入したもので,平成4年改修されました.

【主な彫刻】檀箱−力神と干支(二代彫常.昭和24年)
        脇障子−鹿と紅葉(二代彫常.昭和26年)
        蹴込−風神(作者,年代不明)
        持送り−角つなぎ
        前山蟇股−龍(二代彫常.昭和25年)
        前山懸魚−鶴(二代彫常.昭和24年)
        前山大瓶束−高砂.鶴亀

【幕】大幕−赤無地  水引−白無地  追幕−赤羅紗に「懸車」の刺繍
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No02:吹き流しと追幕
No03:上山高欄下の斗形,蟇股,木鼻などの彫刻
No04:前山上部側面の彫刻
No05:前山破風下の虹梁,蟇股,太平鰭,懸魚,木鼻など.
No06:脇障子
No01 (123kb) No02 (99kb) No03 (116kb) No04 (92kb) No05 (96kb) No06 (113kb)
No07〜09:壇箱
No07 (115kb) No08 (99kb) No09 (86kb) No10 (71kb) No11 (61kb) No12 (50kb)
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東大高区知里付車
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水引の裏に「惟時天保五年午六月再造」とあることから,このころには山車を所有していたようです.
この山車は,幕末頃半田市岩滑義烈組から旧車を譲り受けたとも天保10年(1839)頃大谷村(現常滑市)から譲り受けたとも言われています.
山車の形態から寛政末(1700年代末)から享和・文化の始め頃(1800年代初頭)に建造された可能性が高いと思われます
台輪は小さく先端は木鼻に仕上げられ,山車全体が漆塗りで金箔が押され彩色されています.
 
【主な彫刻】檀箱−格狭間に獅子
        脇障子−張良と黄石公
        前山蟇股−龍と沙綾形
        前山懸魚−鳳凰

【幕】大幕−赤無地羅紗  水引−紺地に鳳凰の織込
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No16:上山唐破風,天井
No17〜18:極彩色の前山唐破風下の彫刻
No13 (163kb) No14 (150kb) No15 (120kb) No16 (124kb) No17 (156kb) No18 (137kb)
No19〜20:上山高欄下の彫刻(木鼻,斗形,蟇股,八枚虹梁など)
No21:壇箱
No22:梶棒
No19 (140kb) No20 (117kb) No21 (123kb) No22 (97kb) No23 (154kb) No24 (126kb)
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富貴市場区天王丸
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「張州雑志」によると,天明(1781〜89)の頃船に輪を付けた車楽があったと思われます.
組に残された棟札には『文久三年五月奉再造船車』とあり,常滑の大工利右衛門と大蔵が船を,上野間の丈助が台を作ったと言われています.現在のように上山に船を置いた形になったのは明治から大正にかけてのことと思われます.

【主な彫刻】檀箱−牛若丸と烏天狗,力神(中野甚右衛門重富)
        脇障子−桃源
               
【幕】大幕−赤地に「市場」の文字  水引−緑地に波に鶴  船袴−赤地羅紗に金刺繍
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No25〜27:上山が船の形をしためずらしいもの
No28:上山高欄と水引き幕
No29:上山
No30:前山側面の斗形,木鼻など
No25 (159kb) No26 (143kb) No27 (108kb) No28 (138kb) No29 (130kb) No30 (73kb)
No31:前山正面
No32〜34:壇箱
No31 (135kb) No32 (146kb) No33 (87kb) No34 (81kb) No35 (99kb) No36 (143kb)
富貴市場区以外の舟形山車ここをクリックしてご覧ください
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富貴区本若車
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現車は明治元年(1868)横松村の大工江原庄蔵と地元の大工田中菊蔵によって建造されました.

【主な彫刻】檀箱−牡丹に唐獅子(瀬川治助重光)
        脇障子−桃源(瀬川治助重光)
        蹴込−兎(?)
        持送り−竹に虎
        前山蟇股−粟穂に鶉(瀬川治助重光)
        太平鰭−猩々

【幕】大幕−赤羅紗の無地  水引−白地に鳩刺繍  追幕−赤地に唐獅子と牡丹

【からくり】−蓮台上で逆立ちする唐子人形

【獅子屋形】獅子頭を納める御殿のようなもの.以前は旧正月の元日に悪魔祓いのお札を町内に配って回ったそうですが,伊勢湾台風の翌年から中断していました.
その後,屋形は神社の拝殿に置かれたままになっていましたが,今回修復しこの日お披露目されました.漆塗りと金箔で覆われた豪華なもので二層の屋根の最上部にはシャチが飾られています.
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No37:本若丸の後部
No38:上山
No39:前山破風下の虹梁,斗形,蟇股,太平鰭,懸魚,木鼻など.
No40:前山懸魚,鬼板,鳥衾など
No41〜42:上山下の斗形,木鼻などの彫刻
No37 (147kb) No38 (90kb) No39 (113kb) No40 (87kb) No41 (83kb) No42 (120kb)
No43〜45:壇箱
No47〜48:獅子屋形
No43 (120kb) No44 (126kb) No45 (91kb) No46 (103kb) No47 (152kb No48 (197kb)
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