愛知県一宮市 臼台祭り
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2004年8月16日に行われた愛知県一宮市瀬部の八剣社・観音寺の祭礼です.
聖武天皇の時代(740年頃)の洪水に見舞われたとき,近江の国竹生島の観世音菩薩の仏頭が寺の境内の銀杏の木に飛来したので,寺の住職はこれを臼の上に安置し仮のお堂を建てて祀ったといわれています.
この祭りは大水の氾濫や疫病が治まったときの感謝の気持ちを表すために瀬部の五瀬古(上之郷,四日市場,中島,本郷,下市場)の奉仕によって行われてきました.
提灯をあげるようになったのは,今から百数十年ほど前子どもたちのために臼の上に提灯を立ててぐるぐる回して見せたのが始まりといわれています.
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No01:境内中央に置かれた山車.高さは17〜8m位ありそうです.これだけ高くては町内の曳き回しは出来ません
No02:五瀬古の内の一つである「本郷」が高張提灯を先頭に車に太鼓・小太鼓を乗せ笛と共にお囃子を奏でながら境内に練り込んできます
No03:車に積んだ太鼓は主に子どもたちが交替で叩きます
No04〜06:山車の提灯にも火が入ります
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No07:山車の正面には御幣振り人形が置かれています
No08〜12:火が入った提灯を手渡しで次々と上山の蜂の巣に差し込んでいきます
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No13〜15:垂直の竿に月数を表す提灯(今年は閏年なので13個)と半球状に日数を表す365個の提灯が飾られゆっくり回転させます
No16〜18:ストロボを使って撮影すると構造はよくわかりますが風情はなくなってしまいます
No13 (56kb) No14 (86kb) No15 (66kb No16 (158kb) No17 (3174b) No18 (161kb)
参考文献: 尾張のまつり
郷土の祭
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