平田組
.
平田の山車は全体に小振りで,台輪上に立てられる柱は普通8本ですが平田の山車は6本しかありません.前山と堂山との幅の差があまりないため脇障子がありません.前山の四天柱や唐破風周りの装飾は簡素で,彫り物には塗りが施してあります.
この山車の形態は宝暦5年(1755)の半田市乙川八幡社の祭礼絵巻に見られる山車の姿と共通する点が多く見られ古い形態を留めている山車と考えられます.
武豊町大足,東大高町の山車と同じように明治初期常滑市大谷奥条から購入したものと言われています.


下のサムネイル画像をクリックすると,大きな画像をご覧いただけます
No01〜04:前山と堂山の幅が同じくらいであるからので脇障子がありません.また,装飾なども簡素です
No05〜06:檀箱の龍と鐘の彫刻.これも塗りが施してあります
No01 (245kb) No02 (252kb) No03 (211kb) No04 (194kb) No05 (226kb) No06 (217kb)
.
No07〜08:神明神社から津島神社に向かう平田組の山車
No09〜12:津島神社脇の坂で一気に山車を引き上げます
No07 (265kb) No08 (283kb) No09 (236kb) No10 (253kb) No11 (255kb) No12 (260kb)
.
上村組の山車へ  大池組の山車へ
.