中本町
中本町の山車は寛永3年(1626)に建造されました.その後文化5年(1808)頃に作り直され,天保年間,弘化年間に修理が行われています.天保2年(1831)銘の箱棟には『名古屋大津町棟梁伊藤牛左衛門』とあることから,山車の制作に名古屋の大工が関わっていたことがわかります.

彫刻はすべて金箔押しがしてあります.主なものは
鬼板:鬼
懸魚:鳳凰
虹梁の下4面:欄間のような龍の彫り物
二層目の高欄:波濤
二層目高欄下の浜縁:獅子
また,水引き幕は名古屋の画家渡辺清作の『雲鶴』
からくり人形は上層に那須与一1体とチリリ2体
二層目に采振り人形1体
この日のからくりは馬に乗った那須与一が,小舟に掲げられた扇の的に向かって矢を射ると,小舟がお社に早変わりするというものです.

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