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2006年10月7日(土)〜9日(月).滋賀県米原市・湯谷神社で「米原曳山まつり」が行われました.7日は宵宮,8日は本楽,9日は後宴です.このうち9日の後宴の様子をご覧ください.
この祭は明和年間(1764〜1772),北陸道と中山道を結ぶ米原宿の発展にともなって,長浜の曳山祭を手本にして行われるようになったと言われています.
曳山は亭といわれる複雑な屋根構造で,背面には豪華な見送り幕が飾られています.また,正面に舞台があり,そこで子供歌舞伎が行われます.
米原市には南町組の「寿山」,中町組の「松翁山」,北町組の「旭山」の3基の曳山が保存されています.ただ,この日は「寿山」は見られませんでした.いずれも県の選択無形民俗文化財び指定されています. |
オリジナルサイズの画像を『フォトアルバム』でご覧いただいていましたが,フォトアルバムの提供社が変更になり,アップできる容量が少なくなってしまいましたので,12月9日より中止しています |
下のそれぞれのサムネイル画像をクリックして,大きな画像(1024×682)をご覧ください |
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旧中山道沿いにあった地蔵堂.中山道と北陸道との分岐を示す道標. |
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間口:2.8m.奥行き:5.4m,高さ:6.3m
舞台は切妻造で両側に千鳥破風がつけられています.亭は入母屋造りの正面に千鳥破風と唐破風を,背面には千鳥破風をつけ,背面の中の間に露台へ一間張り出して一段低い向唐破風の向拝をつけています.
宝暦十年(1760)に長浜神戸町で造られたもので,後に米原に譲られたものといわれています.
この日の子供歌舞伎の芸題は「絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場」です. |
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間口:2.8m.奥行き:5.0m,高さ:5.9m
舞台は向唐破風で両側に千鳥破風がつけられています.亭は入母屋造りの正背面に千鳥破風と軒唐破風をつけています.製作年代は不明ですが,江戸末期に藤岡和泉が長浜の翁山を模して製作したといわれています.
この日の子供歌舞伎の芸題は「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」です. |
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子供歌舞伎が演じられる曳山祭り
は左のサムネイル画像をクリックしてください |
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参考資料: |
「米原曳山まつり 子供歌舞伎」パンフレット |
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