5月17日(土)と18日(日)の2日間.名古屋市西区の八坂神社で『大祭』が行われました.この祭りには高さ20mの竿に880個の提灯を掲げるという珍しいもので,山竿提灯は17日のみ ということだったので,17日夕方からと18日午後参拝に行って来ました.
場所は名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」で下車.県道名古屋祖父江線を東に.「枇杷島スポーツセンター」の交差点(上更通)を北に.最初の信号交差点(八坂町)を東に.うっかりすると見落としてしまいそうなこぢんまりした神社です.
八坂神社は,文治元年(西暦1185年)平家の武将が,建速須佐之男命を祀ったのが初めとされています.
その後,元禄15年(西暦1702年)に現在の場所にご造営正遷宮を行い,このころから祭りが盛大に行われるようになり,山竿提灯はこのころから行われているということです.現在の山竿は文化11年(西暦1814年)の作で高さ20mあります.最上段には提灯を縦に5個.これは五穀を表します.更にその下には5段構えに880個掲げます.これは”米”を表し,米寿にもあやかるとされています.
また,高さ5m,周りが10mの大提灯も掲げます.祭礼は,従来6月14・15日に行われていましたが,平成7年より5月の第3土・日に変更になり現在に至っているそうです. (『八坂神社の由来』より)
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No01〜02:町の通りに面した八坂神社の入り口.うっかりすると見落としそうなくらい狭い
No03:参道に飾り付けられた提灯の列
No04:高さ5m.周10mの大提灯
No05:御神輿も飾ってあります |
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No08〜17:まず最上段の提灯にろうそくを入れていきます.長さ1m位,先がT字型になった木製の棒に火のついたろうそくを20本くらい立てて中にいる人に渡します. |
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No18:まず1段目の全部の提灯にろうそくが入ると,引き上げます.次に,2段目の提灯にろうそくを入れ終わると引き上げ,以下,3段目,4段目,5段目と提灯に火を入れ,順番に引き上げていきます.
No27:最後に竿の根元に米俵を4個くくりつけて終了.高さ20mの山竿提灯の完成です.火の入った880個の提灯が見事です. |
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