ひんここ祭の人形
着物は絹と綿の混紡.地元の手製の布である.
神人 須佐之男命と禰宜 風折烏帽子,白地紋付,紫色の袴,右手に大幣を持つ
農民 上は唐草模様.袴は赤の縦縞に桜の模様があるもの
軍配持ち 庄屋の持ち物で農民が種を蒔くのを指揮していると思われる.1体
煙管持ち 生活に欠かせない火種を持つ者.2体
鍬持ち 農作業に必要な先の尖った鍬を持つ者.2体
足跡付け 両手を後に組んで麦の蒔き床を作るため足跡を付ける者.1体
灰苞(灰籠)持ち 藁で編んだ小さな籠に麦を蒔くときの肥料の灰を入れて持つ者.2体
種持ち 麦の種を入れた俵を背負っている者.2体
土掛け 麦を蒔いた後種の上に土をかぶせる者.1体
弁当持ち 直径約30センチ,深さ約20センチの弁当入れの籠を頭に載せている者.1体
大蛇(おろち) 頭の部分,胴体の部分,尾の部部に分かれている 頭部:頭の長さ70センチ,口が大きく開く.全長310センチ.2人で操作する
胴部:竹の芯を中心に直径30センチの竹の輪がたくさん連なっている.全長330センチ
尾部:構造は胴部と同じであるが先に行くにつれてだんだん細くなる.先端には長さ50センチの天叢雲剱が付いている.全長380センチ
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農民の登場順
1庄屋:2煙管持ち:3煙管持ち:4鍬持ち:5鍬持ち:6足跡付け:7灰苞持ち:8灰苞持ち:9種持ち:10種持ち:11土掛け:12弁当持ち