石川県七尾市 石崎奉燈祭
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2005年8月5日(金),6日(土)石川県七尾市石崎で『石崎奉燈祭』が行われました.そのうち,6日(土)の祭の様子をご覧ください.
この祭は石崎八幡神宮の祭礼で,能登の夏祭りに多く見られるオスズミ(納涼)祭の代表的なもので,明治22年奥能登の「キリコ」を移入して始まったと言われています.
キリコは切籠灯籠(きりことうろう)を略したもので奥能登で始まったものが次第に中能登にも伝えられたもので,中能登では「奉燈」とか「御明かし」と呼ばれています.
もともとはささ竹に灯籠をつるしただけの素朴なものだったのが,しだいに大きさや豪華さを競うようになり現在のようなキリコになったと考えられます.
ここ石崎の奉燈は高さ14〜5メートル,幅2メートル,重さ2トンの奉燈を100人近くの男たちが,「ソレッ,サカサッ,サカサッサイ,イヤサカサ」のかけ声に合わせて担いで練り歩く様は何とも迫力があります.
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No01:2階建ての家の棟より高い奉燈.
No02〜03:の手前のは子ども用ですが,それでも高さは5〜6メートルあります
No04〜06:奉燈の先端部
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No07:担ぎ棒は長さ10メートルくらいのものが4本です
No08〜11:石崎の町内を練り歩く奉燈.あまりの重さに5メートル位進んでは一息入れて,また担いで歩きます
No12:奉燈のサイドにつるされた鉦を太鼓に合わせて叩きます.中に人が入れるほどの厚みがあります
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No13:笛を奏するのは女の子のようですが,すべて中学生くらいの男の子です
No14:奉燈の下部.1メートル2〜30センチくらいの足がついています.長時間休憩するときは担ぎ棒の4隅を梯子のようなもので支えます.肩当てと高さ調整のために座布団を巻いています
No17〜18:堂の前に集まってきた奉燈
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No19〜21:子ども達も大人の奉燈に負けじと元気にかけ声をかけて練り歩きます
No22:通りに面した家の前に飾ってあったミニ奉燈
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No23〜37:夜になると奉燈に灯が入り武者絵や大書の墨字が浮かび上がり幻想的な雰囲気を醸し出します
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No35 (102kb) No36 (114kb) No37 (128kb) .
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