岐阜県揖斐郡 揖斐川町春日川合 川合太鼓踊
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8月16日(火)岐阜県揖斐郡揖斐川町春日川合の光明寺で『川合太鼓踊り』が行われました.
太鼓踊りは鎌倉踊りともいわれ,由来などは不明ですが,一説によると鎌倉時代に源氏の戦勝を祝って踊ったことが始まりといわれています.
ここ川合では,
1月23日の愛宕神社火祭り(火災が起きないようにとの願いを込めて),
3月21日の氏神様祭礼(氏子一同の安全祈願)と,
8月16日の光明寺での先祖供養(先祖の「みたま」「オショウライ」を供養する)の3回太鼓踊りが行われます.
踊りは,細長く切った色紙を棒の先に束ねた『ボンデン』と呼ばれる幣束を持った踊り手を中心に,胸に太鼓をくくりつけ花笠をかぶった踊り手が鉦,笛のお囃子に合わせて踊ります.
踊りの種類ですが,基本の形は地蔵での「光の寺踊り」,庚申での「姫子踊り」,光明寺での「光の寺踊り」で,全部で31種類ありますが,現在はそのうち11種類が踊られます.
また,お囃子は30種類以上あります.
平成11年7月岐阜県重要無形民俗文化財に指定されました.
下のサムネイル画像をクリックすると,大きな画像をご覧いただけます
No01:地域の方々が三々五々鬼灯に色紙を切ってお飾りを付けた「精霊(ショウライ)」を手にお寺に集まってきます.
No02〜03:お寺に向かってくる太鼓踊りの一行
No04〜14:お寺の境内での太鼓踊り.この時はだいたい1列に並んで踊ります.
No01 (176kb) No02 (130kb) No03 (127kb) No04 (185kb) No05 (135kb) No06 (119kb)
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No09:先頭の人は「吹き流し」と呼ばれる長さ1メートルくらいの頭巾をかぶり,縫い取りをした前掛けをして「ボンデン」を振りながら踊ります
No07 (161kb) No08 (146kb) No09 (146kb) No10 (178kb) No11 (114kb) No12 (170kb)
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No14と15の間本堂では先祖供養の読経が行われます.この間踊り手は休憩を取ります
No15〜19:読経が終わると今度は輪になって踊ります.
No13 (115kb) No14 (172kb) No15 (190kb) No16 (121kb) No17 (169kb) No18 (140kb)
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No20〜22:橋の上から「精霊(ショウライ)」を川に流してみたまを送り出します
No19 (153kb) No20 (180kb) No21 (137kb) No22 (122kb)
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.このページの解説を作成するにあたって,揖斐川町春日『森の文化博物館』の学芸員の方から「川合太鼓踊り」についてお教えいただきました.
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春日川合以外の鎌倉踊または太鼓踊は,右のサムネイル画像をクリックしてご覧ください
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川合太鼓踊り
宮立踊り 西方踊り 殿の踊り 光の寺踊り
佐渡の踊り 花折踊り 綾の踊り 長者踊り
姫子踊り 竿の踊り 毬の踊り 十七姫子のお薬師参り
おちょぼ踊り 鎌倉踊り 四季の踊り 雨乞い踊り
御礼の踊り 御愛宕踊り ちごや見物 京屋見物
恋殿踊り 花の踊り 偲び踊り わかさ踊り
小鳥踊り? 越後山伏踊り 七人山伏踊 おがの踊り
商人踊り たかうち踊り 小鳥踊り? .
川合太鼓踊り歌
光の寺 越後山伏 綾のおどり 京や見物
商人 竿 ほんまり 稚子や見物
四 季 雨乞いおどり たかうちおどり 姫御おどり
おちょぼ踊り ことり踊り お愛たご踊り 花(上ヶ流)
四季花 鎌倉 山伏 寺小屋
はねうた みちびき 紅い姫 塩買い
お茶摘み 岐阜の井の口 小馬引 長綾
小鳥小かご 十三姫 伊勢おが
金汲 塩汲堺が浜 . .
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