愛知県刈谷市 万燈祭
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2005年7月30日(土)31日(日)愛知県刈谷市で秋葉神社の『万燈祭』が行われました.このうち30日の新楽の様子をご覧ください.
もともとは,宝暦年間(1751〜1763)松秀寺に秋葉堂が建立され幟・提灯・神楽舞・浄瑠璃などを奉納するまつりでした.『刈谷町庄屋留帳』によると,その後の安永7年(1778)には寺横町から笛と太鼓に合わせて「万燈」が奉納された記録がありこれが万燈祭の始まりであると思われます.
当初は簡単な角万燈であったものが,次第に現在のような立体的な武者万燈,歌舞伎万燈に変化してきたものと言われています.
寛政6年(1794)には本町,中町,肴町,寺横町,末広の全5町から.さらに,昭和になると寺横町,新栄町,銀座,司町,広小路一・三・四組,広小路五組,東陽町の全7町内から万燈を奉納しています.
万燈は丸太の基礎に竹で骨組みを作り和紙を張って彩色し,中に灯を入れたものです.高さ4〜5m,幅2m前後,重さ40〜50kg位で,これを1人で担いで交代しながら練り歩きます.
また,木製の角台に大傘,角行灯,提灯を付け大小2個の太鼓を乗せた小型の山車も一緒に練り歩きます.
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下のサムネイル画像をクリックすると,大きな画像をご覧いただけます
No01〜05:それぞれの町内を練り歩く万燈
No06:子ども用の万燈も
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No07〜09:4時半頃からは名鉄刈谷市駅前に集まってきて,お囃子に合わせての乱舞が見られます
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No10〜24:夜になると灯が入れられた万燈が続々と集まってきます
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No22 (100kb) No23 (88kb) No24 (118kb)
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参考資料: 愛知の民俗芸能
郷土の祭
天下の奇祭 刈谷の万燈祭