演技の種類と内容
梯子獅子 地上10mの櫓の上で2人で獅子舞を行います.後冠が獅子頭をかぶった前冠を肩車して舞台左の梯子を登り,2本の歩み木の上で演技をし,右端のひり木(滑り木)から滑り降ります
たねまき 種を蒔く様子を演じます
波打ち 風にゆれる稲穂を表現します
藤下がり 稲穂が稔って藤の花のように垂れ下がる様子を演じます
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神楽舞 舞台での演技.立舞と歌舞は獅子舞で,「天狗の山遊び」「おかめ舞」は余興の演目です
立舞 幣舞 幣と鈴を持って一人で舞う悪魔払の舞いです
剣の舞 短剣を持って一人で舞います.これも悪魔払いの意味があります
歌舞 歌舞 悪魔払いの舞いです.二人で舞います
三人かえり 獅子と猿が仲良く遊ぶ舞です
剣呑み 短剣を使う舞.二人で舞います
猿つり 親猿が布製の小猿を使って獅子を竿で釣る舞いをします
天狗の山遊び 天狗,猿,きつねが力比べをして天狗をからかい怒らせます
おかめ舞 一人おかめ おかめとひょっとこの余興です
六人おかめ
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一本竹 約10mの竹を地面に垂直に立て,先端に樫材を十字に組み(蜘蛛手)その下に竹の節毎に3段の止め木(段木)を取り付けこれを支えにして演技を行います
大の字 蜘蛛手と止め木に片手片足をかけ片手に扇子を持って『大』の字に体を開きます
一本杉 竹を大きくゆすってしならせます
亀の四つばい 蜘蛛手に腹這いになって手足をもがき動かします
座禅 蜘蛛手の上で座禅を組みます
後ろびさし 蜘蛛手に足をかけ仰向けに体を反らせます
前びさし 蜘蛛手に足をかけ腹這いになって体を反らせます
藤下がり 段木に足をかけて仰向けに体を反らせます.稲穂が稔っている様子を表します
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吊し竹 .櫓歩み木の中央からロープで竹を吊し宙づりの状態で演技をします
大の字 竹に同じ側の片手片足をかけ手に扇子を持って『大』の字に体を開きます
節どめ 竹に反対側の片手片足をかけ手に扇子を持って体を開きます
釣り船 竹に吊り下げた横木に足をかけ逆反りになります
座禅 竹に吊り下げた横木の上で座禅を組みます
藤下がり 竹に吊り下げた横木に足をかけ逆さまにぶら下がり稲穂が稔っている様を表します
二段落とし 竹に吊り下げた横木に足先をかけ逆さまにぶら下がります
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