愛知県 南知多町師崎 左義長
2006年1月22日(日)知多半島の先端.愛知県南知多町師崎で「左義長」が行われました.一般にはどんど焼き,おしめ焼き,さぎっちょなどと云われ,正月の注連飾り,門松などを持ち寄って焼く悪魔払いの行事です.
ここ師崎の左義長の起源は明らかではありませんが室町頃からの行事だと云われています.
地区の家々から持ち寄られた正月飾りがうずたかく積まれ,その横には長さ10m,幅3mの和紙で作られた幟と旧年中のお札を収めた「お船」が飾られます.地区の代表が正月飾りの山と「お船」に御神酒をかけ火をつけます.すると,褌姿の若者が燃え上がる炎の周りを,火がついた「お船」を引っ張り回し,最後に海に流します.
次に,張り綱を解き幟を燃えさかるたき火の上に倒すと幟に火が移り,それを起こしたり倒したりします.幟が燃え尽きる頃には青竹が割れてしまいます.
的場から順に鳥西・鳥東・栄・荒井へと5つの地区で行われます.最近は若者が減ってきて合同で行う地区があり,4カ所に減ってしまったそうです.
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No02〜No08:的場地区の左義長
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No07 (136kb) No08 (136kb) No09 (109kb) No10 (189kb) No11 (140kb) No12 (109kb)
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No13〜18:一番東に位置する荒井地区.この地区が最後になります
No13 (164kb) No14 (121kb) No15 (136kb) No16 (107kb) No17 (144kb) No18 (88kb)
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参考資料: 南知多町誌
尾張のまつり