京都市南区吉祥院政所町 吉祥院天満宮 吉祥院六斎念仏
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2006年8月25日(金)夜8時頃から9時過ぎまで,京都市南区吉祥院政所町・吉祥院天満宮で『吉祥院六斎念仏』が行われました.
京都の六斎念仏の起源は定かではありませんが,平安時代空也上人が六斎日(毎月8,14,15,23,29,30の六日)に辻々で鉦や太鼓を叩き,念仏を唱えたり,それに合わせて踊ったりして仏教の教えを広めたことが起源といわれています. 現在京都には保存団体が十数グループあり,昭和58年「京都の六斎念仏」として重要無形民俗文化財の指定を受けました.
六斎念仏は念仏踊りを主とする「念仏六斎」と,能や歌舞伎の演技を取り入れた「芸能六斎」に分かれています.
ここ,吉祥院六斎念仏は「芸能六斎」系で,毎年吉祥院天満宮で4月25日と8月25日に奉納されます.
曲は発願,つつて,お月さん,朝野,四つ太鼓,あづさ,蟻ねずみ,安達ヶ原,鉄輪,玉川,晒,盛衰記,大文字,祇園囃子,羽衣,岩見重太郎,獅子太鼓,獅子舞,獅子と土蜘蛛,和唐内,回向唄,焼香太鼓があり,この中から何曲かが奉納されます.
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No03〜04:「四つ太鼓」,No05:「安達ヶ原」
No01 (176kb) No02 (154kb) No03 (138kb) No04 (148kb) No05 (135kb) No06 (135kb)
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No07〜09:「岩見重太郎」.No10〜11の獅子頭は手作りのようで,中学生くらいの子が操っていました
No07 (130kb) No08 (135kb) No09 (127kb) No10 (194kb) No11 (179kb) No12 (135kb)
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No13〜18:「獅子舞」,「獅子と土蜘蛛」
No13 (108kb) No14 (106kb) No15 (116kb) No16 (148kb) No17 (123kb) No18 (163kb9
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