花祭り次第 |
東園目の花祭りの次第とそれに対応する画像,場所と参加者,内容を解説しますが,管理人は「老人憩いの家 東園目荘」で見学していましたので,それ以外で行われた次第の画像はありません.また,当日会場に張り出してあった「次第」は一部違うのではないかと思われるものもありました.始めての見学であり,間違っている内容があるかも知れません.もし,間違いがありましたらトップページのフォームメールでお教えいただけると幸いです. |
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高根祭り |
花太夫・助太夫 |
集落のほぼ中央で花太夫が中心となり,清め祓いの後,禊ぎの祓いを奏上. 祭文「四方門の事」を唱え,九字の印を結ぶ.同じ所作を五方に向かって行う |
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辻固め |
花太夫・助太夫 |
祭場庭の西南の隅で清め祓いの後,禊ぎの祝詞を奏上し,五方に向かって九字を切り,印を結ぶ |
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宮渡り |
神主・花太夫・助太夫・氏子 |
境内でご神体を御輿に移し,笛・太鼓の調べで祭場の神座に移す |
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神寄せ
切目の王子 |
花太夫・助太夫・太鼓・笛の者 |
神部屋で太夫と助太夫が神寄せの祭文を唱える.その後太夫が太鼓を打ながら,切目の王子の神寄せを行う |
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しめおろし |
楽の衆 |
神座で楽の衆がしめおろしの歌ぐらを唱える |
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竃ばらい |
花太夫・助太夫 |
花太夫と助太夫が竃の前で竃祓いの祭文を唱え,祓いをする |
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ばちの舞 |
助太夫一人 |
平服の上にゆわぎを着た助太夫が2本のばちを持って,竃の前に敷かれた薦の上で舞う. |
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しきさんば |
舞い手三人 |
平服の上にゆわぎを着,右手に鈴・左手に扇を持った3人の舞い手が舞う(この日は行わなかった) |
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地固めの舞 扇の手 |
舞い手二人 |
上着に赤のたすき掛け.たっつけをはく.草鞋履きで赤の鉢巻きを付ける.右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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地固めの舞 八ち駒 |
舞い手二人 |
上着に赤のたすき掛け.たっつけをはく.草鞋履きで赤の鉢巻きを付ける.右手に鈴,左手に八ち駒を持って舞う |
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地固めの舞 つるぎ |
舞い手二人 |
上着に赤のたすき掛け.たっつけをはく.草鞋履きで赤の鉢巻きを付ける.右手に鈴,左手につるぎを持って舞う |
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市の舞 |
舞い手一人 |
地固めの舞の衣装の上に鶴の模様が入ったゆわぎを着て両手に榊の束を持つ |
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山鬼 |
役鬼一人 伴鬼数人 |
役鬼,伴鬼とも,赤色の上着とたっつけを付け腹から背にかけて大たすきをかけ,赤足袋に草鞋履き.役鬼は初め鉾,次に鉞を持つ.伴鬼は鉞を持つ. 最初に伴鬼が登場し舞う.次に役鬼が鉾を持って登場.しばらく舞った後,鉞に持ち替え「地・中・天を切る」といって,まず鉞を低く構えてその場で回る.次に胸の前で水平に構えてその場で回る.最後に上に掲げてその場で回る所作を行う |
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花の舞 舞下し |
小学生以下の舞い手四人 |
赤地白模様の帷子にたっつけ,陣羽織の「ちはや」を着て,右手に鈴,左手に花笠を持って舞う
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花の舞 扇の手 |
小学生以下の舞い手四人 |
赤地白模様の帷子にたっつけ,陣羽織の「ちはや」を着て,右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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花の舞 盆の手 |
小学生以下の舞い手四人 |
赤地白模様の帷子にたっつけ,陣羽織の「ちはや」を着て,右手に鈴,左手に盆を持って舞う |
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花の舞 扇の手 |
小学生以下の舞い手四人 |
赤地白模様の帷子にたっつけ,陣羽織の「ちはや」を着て,右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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花の舞 舞上げ |
小学生以下の舞い手四人 |
赤地白模様の帷子にたっつけ,陣羽織の「ちはや」を着て,花笠をかぶる.右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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中申し |
花太夫・助太夫 |
花の舞を行っている最中に神座で神酒・洗米・塩・鈴・ろうそく・祓い弊を供えて神事を行う |
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志多ら舞 |
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和太鼓・篠笛を中心とした演奏活動を行っているプロの和太鼓集団「志多ら」による創作の舞い.平成4年から行われている |
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三ツ舞 扇の手 |
舞い手三人 |
鶴柄の上着に赤のたすき掛け・鉢巻き,たっつけに草鞋履きで,右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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三ツ舞 八ち駒 |
舞い手三人 |
鶴柄の上着に赤のたすき掛け・鉢巻き,たっつけに草鞋履きで,右手に鈴,左手に八ち駒を持って舞う |
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三ツ舞 つるぎ |
舞い手三人 |
鶴柄の上着に赤のたすき掛け・鉢巻き,たっつけに草鞋履きで,右手に鈴,左手につるぎを持って舞う |
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順の舞 |
舞い手四人 |
平服にゆわぎを羽織る.右手に鈴,左手に扇を持って舞う |
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榊鬼 |
榊鬼一人,伴鬼数人,改め役一人 |
赤色の上着にたっつけ,前垂れを付ける.赤色の足袋に草鞋履き.大きなたすきを掛け腰には鈴,前には扇を差す. 鉞を持った伴鬼数名が登場し舞を舞う.しばらくすると,根が付いた榊を持った役鬼が登場.神座で一拍子聞いてから舞庭へ下り舞う.五方の舞が終わると榊鬼はいったん支度部屋に戻り,榊を鉞に持ち替えて登場.最後に新しい鉞に持ち替えて地・天・空を切って竃の周りを舞いながらセイトの火をはねる.役鬼が退場後も伴鬼はしばらく舞い続ける |
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すりこぎ |
おかめ,ひょっとこ,潮吹き各一人 |
「岩戸明の舞い」とも言う. おかめは腹部に詰め物をし,着物を着て帯を締め,赤い包みを背負い草鞋履き.右手に鈴,左手に扇を持つ.おかめの面をつける ひょっとこ・潮吹きは上着を着てたすき掛け,たっつけをはいてはばきを付けて草履履き.右手に鈴,左手に飯粒の付いたしゃもじ,みその付いたすりこぎをそれぞれが持つ.ほおかむりをしてひょっとこ,潮吹きの面をつける. 最初にひょっとこと潮吹きが登場.竈の周りで舞を舞った後,しゃもじやすりこぎに塗ってあるみそを観客の顔などに塗る. みそ塗りをしている間におかめが登場.手に持った鈴と扇を頭上にかざしておもしろおかしく舞う |
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みこ |
一人 |
頭に宝冠を載せ,青地の着物にお太鼓を締め草鞋を履く.右手に鈴,左手に扇を持って,みそ塗りをしている間に舞庭に現れる.みこ面をつける |
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ひのねぎ |
ひのねぎ,改め役各一人 |
ゆわぎを着て,袴を付け草鞋履き.ほおかむりをしてひのねぎ面をつける.右手に鈴,左手に弊束を持つ.竈の前で舞を舞った後,改め役が登場し,太夫・火之神.こてい・笛造・お客様に礼を申し,花祭りの開催を告げる内容の問答をし,ひのねぎは「お礼申す,お礼申す,すらすらすら−っとお礼申す」と述べて退場 |
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翁 |
翁,改め役各一人 |
羽織袴姿に草鞋履き.ほおかむりをして黒い翁面をつける.右手に鈴,左手に翁弊を持つ.竈の前で舞を舞った後,改め役が登場し,翁の生まれ在所・婿入りのことなど翁と問答し,翁は楽屋・お客様にお礼を言って退場 |
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四ツ舞 扇の手 |
四人 |
上着を着て赤のたすき掛け.たっつけをはいてはばきをつけて草鞋履き.ゆわぎを羽織り,赤に「花」と白抜きした鉢巻きをする. 最初はゆわぎを持って舞い,その後,ゆわぎを着て.右手に鈴,左手には扇を持って舞う |
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四ツ舞 八ち駒 |
四人 |
上着を着て赤のたすき掛け.たっつけをはいてはばきをつけて草鞋履き.ゆわぎを羽織り,赤に「花」と白抜きした鉢巻きをする.右手に鈴,左手には八ち駒を持つ |
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四ツ舞 つるぎ |
四人 |
上着を着て赤のたすき掛け.たっつけをはいてはばきをつけて草鞋履き.ゆわぎを羽織り,赤に「花」と白抜きした鉢巻きをする.右手に鈴,左手にはつるぎを持つ |
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湯ばやし |
四人 |
上着を着てたっつけをはきはばきを付け草鞋履き.はちまきを巻く.藁で造ったゆたぶさを2つ持って舞を舞った後,ゆたぶさで釜の湯を振りまく.この湯をかぶると無病息災で過ごすことが出来ると云うことで辺り一面湯を振りまく. |
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朝鬼 |
朝鬼一人, 伴鬼数人 |
昔は宿主が朝鬼を勤めたが今は省略することが多い |
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獅子 |
導き役,獅子頭,胴各一人 |
獅子は頭一人と胴一人の二人使い. 導き役は湯囃子の舞い手の一人.五色の紙垂の幣束,鈴を持つ. 獅子が,導き役の鈴音と幣束に導かれて登場.竈の前でゆたぶさをくわえ,竈の周りを廻る |
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湯立て |
花太夫・助太夫 |
湯を沸かし,竈の前に薦を敷く.洗米・神酒・ゆたぶさ2束・桶と白紙一枚を膳に乗せ,薦の上に置き神事を行う |
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鎮め |
太夫・助太夫 |
神座で花太夫は「火王」,助太夫は「水王」の面を額上部につける.薦の上に座り神事を行う |
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外道刈り |
太夫・助太夫 |
神部屋・神座で行う.太刀で九字を切る.祭文を唱えながら花宿に張り巡らされた注連縄を切る.太夫は神座に立ち,「もと来た道を帰り召せ」と唱え,注連縄,ざぜちを取り除く.太刀で三回九字を切る |
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ごくう祭り |
太夫・助太夫 保存会関係者 |
神座で,太鼓の上に敷いた戸板の上に塩・洗米・蕎麦団子・トコロ・鈴を載せた膳を乗せる.戸板の前に立ち「四方門の事」の祭文を唱え蕎麦団子を五方に,トコロを前に投げる |
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宮渡り |
太夫・助太夫 氏子 |
神輿を熊野神社に奉還する |
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