2007年4月20日三重県伊賀市馬場の陽夫多神社の春祭りで「鞨鼓踊り」が行われました.
この踊りは,農耕の予祝神事として,干ばつの時には雨乞い踊りとして,また豊作の時は祝いの踊りとして,寛永年間(1624〜1643)から奉納されていたと云われています.
もともと旧・大江村の氏神火明神社の夏祭りに行われていましたが,明治41年に火明神社が陽夫多神社に合祀されてからは,ここ陽夫多神社で行われるようになりました.
頭には山鳥の羽を,背中からオチズイとよばれる花飾りを,おなかの前に鞨鼓をつけホラ貝,踊り歌,太鼓に合わせて踊ります.伊賀市の無形文化財に指定され,「大江かっこ踊り保存会」のみなさんが伝統を受け継いでいます. |