静岡県浜松市 遠州大念仏
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7月15日静岡県浜松市で遠州大念仏が行われました.
大念仏は元亀三年(1572)三方ケ原の戦いで戦死した者の霊を慰めるため,徳川家康が僧宗円に命じて,犀ヶ崖の近くで始めたと云われています.
初盆を迎えた家から依頼があった場合,亡くなった方を供養するためにその家の庭先で大念仏を行います.その際,供養する家の近くで,初盆の家まで案内する引手・組を先導する頭先・切り子灯籠を持った頭・旗指物の幟・直径5〜60センチくらいの鉦を担ぐ双盤・笛・小さな鉦を持つ摺鉦・太鼓・供回り・行列の最後の押しと総勢3〜40名で列を組んで供養する家に向かいます.
現在は,県の無形文化財に指定され,各地域で70あまりの組が遠州大念仏保存会に属して活躍しています.
この日は,犀ヶ崖資料館前で行われる予定だったのですが,前日に台風が上陸し中止になってしまいました.そこで,民間の葬祭会館の駐車場で行われた「おしょろ様供養祭」での,遠州大念仏の様子をご紹介することにします.
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遠州大念仏
以外の念仏踊りは右のサムネイル画像をクリックしてご覧ください
参考資料: 浜松市史
静岡県の年中行事
中部地方の民俗芸能4
受け継がれる遠州人の魂