古戸白山祭り次第
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みさき様 白山神社社殿より100メートルほど登った山の斜面に,井垣幣・重ね餅・切り餅・塩・御酒壺・御神酒・
柿・栗・かや・白米・玄米・籾・蕎麦・大豆・小豆・トコロ・大根などを供えます.
太夫が神事をつとめ,幣で祓い,五大尊の印,禊の祓いを奏上します.
(以下,祭場が順に位置が下がっていきます)
高嶺祭り 四方へ竹を立て注連縄を張り,けいだれを付けます.竹の頭に梵天をつけ,それぞれの梵天の上に3本の小さな天門幣を立てます.天門幣4組には注連縄を張り,中心となる荒神幣と大門幣を立て,その周囲を井垣幣と片御串幣で囲います.
供え物は「みさき様」と同じですが,重ね餅と切り餅の数が増やされ,天白返しの投げ餅が用意されます.
太夫・宮人がつとめます.太夫が塩で清め,幣で空中に文字を書く所作をします.五大尊の印・祝詞・五方へ天白返し・注連縄を刃物で切ります.その後,大根を輪切りにし中をくりぬいて,御神酒を注ぎ飲みます.
聖様 太夫・宮人が般若心経・舎利禮文・南無大師観世音菩薩を誦経します.
山ノ神 片御串幣・木製の鉾,盾,刀,包丁以外は「みさき様」と同じですが,重ね餅・切り餅の数が違います.
太夫が,幣で祓い,五大尊の印,四方〆切りの印を結びます.禊ぎの祓いを奏上します.
住吉様 本殿脇の社殿で,重ね餅・幣束を供え,注連縄・けいだれを張ります.
太夫・宮人がつとめます.太夫が太鼓を打ち,宮人が右手に鈴,左手に扇を持ち,住吉様の前に敷かれた薦の上で笛・太鼓に合わせて舞を奉納します.
宮渡り 住吉様からがらん様の前まで,笛・太鼓の楽で道行きが行われます.
この後,昼食で,地元の女性方が用意してくださった,みそ汁ときなこをまぶしたぼた餅がふるまわれます.
社殿の下の境内に,注連縄・けいだれ・ざぜち・五大尊・榊などで四角く囲い,舞庭を作り,この中で「神寄せ」以降の演目がおこなわれます.
神寄せ 笛,太鼓,鈴に合わせて祭文を唱えます.
式さんば 舞庭の中央に薦が敷かれ,その上で右手に鈴,左手に扇を持って,笛・太鼓に合わせて舞います.一人の舞ですが,二人が続けて舞います.
お珠の舞 宮人が榊の葉を咥えて一人で舞っています.もう一人の宮人が,社殿から三宝に載せられた「お珠」を受け取り,舞庭に降りてきて二人で舞います.舞ながら「お珠」を持った舞人が,もう一人の舞人に「お珠」を渡します.この所作を3回繰り返し,「お珠」を社殿に返します.残った宮人は一人で舞いながら,次の「権現の舞」に移っていきます.
権現の舞 テンポが速くなり,右手に鈴,左手に扇を持って一人で舞います.
げぐうの舞 宮人三人で舞います.右手に鈴,左手にはミカンと干柿が入った小振りの籠を2つもって舞います.
順の舞 宮人四人で舞います(この日は二人でした).右手に鈴,左手に扇を持って舞います.
花の舞 参加した子どもたちの舞ですが,この日は行われませんでした.絶えてしまったのでしょうか?
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