高浜市・西尾市 おまんと祭
2012年10月6日、7日に高浜市春日町2の春日神社で、
また、10月21日には西尾市中畑町宮前の中畑八幡社で
おまんと祭(駈け馬)が行われました。
このおまんと祭は、「尾張名所図絵」によると、永禄三年(1560年)、桶狭間の戦いで、織田信長が清洲城に凱旋して来たとき、村人達は、お祝いに馬を走らせ城に集まり、勝利を祝いました。これがきっかけで、その後の祭りに飾り物をつけた馬が沢山集まって、行列をつくったり、神社の境内に柵を設けてその中で駆け回ったりする馬かけ祭りが始まったということです。
雨乞い、元服の儀式とも伝えられています。

高浜市、西尾市とも、神社の境内に一周およそ120メートルの円形の馬場を作り、その中を疾走する馬の首につかまり、一緒に走ります。

高浜町では、享和3年(1803年)の記録がもっとも古く、当時は雨乞いの祭礼が必要に応じて行われ、獅子舞が奉納されていたことが知られています。
高浜市、西尾市共に市の無形民俗文化財です。

おまんと祭(駆け馬)を奉納する神社は、半田市では一社、東浦町に五社、大府市に二社、刈谷市に一社、高浜市に一社、碧南市に三社、西尾市に一社など、知多・西三河地方に残されています。
馬かけ用の馬は知多半島及び西三河併せて80頭位飼育されており、ポニー(小馬)も何頭か飼育されています。

高浜市春日町の春日神社はこちら→愛知県高浜市春日町2(大山緑地)Map
西尾市中畑町宮前の中畑八幡社はこちら→愛知県西尾市中畑町宮前Map
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