第15回全国獅子舞フェスティバル掛川 その3 | |||||
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10.名護の大獅子−沖縄県名護市 獅子は、二人立ちの獅子で、大獅子と神獅子の2頭で舞います。芭蕉の繊維で造られた着ぐるみの獅子で、伝統的な琉球の舞や武術、三線の伴奏による地謡を伴い、華麗な琉球王朝の世界を披露しています。 11.石原のささら獅子舞−埼玉県川越市 掛川市石原町の観音寺の例祭に舞われる1人立ち3頭の獅子舞です。慶長12年(1607年)3月、悪魔を降伏し、災難を消除して国民生活が平和でありますようにと、観音祭にささら獅子舞を演じたのが、始まりと言われています。江戸時代には祭礼の度毎に川越城内で悪魔降伏・災難消除・家内安全の祈祷をし、領主からは祭礼祀粢料を賜った。ただ寛永11年(1634)。城主酒井讃岐守忠勝が若狭小浜城へ国替となった時、雌雄の獅子頭を2頭を携えていってしまったためしばらく自然中絶してしまいました。ところが、宝永6年(1709)に、高沢の井上家から獅子頭が奉納され、再興されました。 この獅子舞は先獅子(雄)、中獅子(雌)、後獅子(雄)の3頭、ササラッコ、山の神、天狗・山伏・笛方と、歌うたいが数名で、総勢50余名に上ります。 昭和55年に埼玉県無形民俗文化財に指定されました。 12.紺屋町木獅子の舞−掛川市紺屋町 紺屋町の木獅子の獅子頭は、約500年前、朝比奈備中守は、掛川城を改築したとき、城に安置された三体の獅子頭の内の一つといわれています。江戸時代になり、時の城主から掛川の守護にせよと、頭を紺屋町の庄屋望月善兵衛に下付され、笛・太鼓の曲師を京から招き、若者に獅子舞を伝授させました。 舞は、掛川宿の鎮護大祓の舞と称し「天、地、人」の三段の舞からなり、極めて神秘的で四方に槍を立てて注連縄を張り巡らして舞われます。 13.天宮神社十二段舞楽−静岡県森町 天宮神社の舞楽は、平安末期〜鎌倉初期に伝えられたもので、小國神社の唐楽(からがく)と言われる左舞に対し、天宮神社は高麗楽(こまがく)と言われる右舞で、両社の左右舞で一対とされます。 五穀豊饒や国家安泰を祈願して十二段の舞が奉納され、小國神社、山名神社の舞楽とともに「遠江森町の舞楽」として国から重要無形民俗文化財に指定されています。 この日舞われたのは、最後の舞の「獅子」で、「獅子伏せ」とも呼ばれ、2人立ちの獅子役と獅子伏せ役の大人3人で舞われます。獅子伏せ役が、大きな榊で舞台を清めた後、暴れる獅子を退治します。 14.仁藤の大獅子−掛川市仁藤町 |
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名護の大獅子 | |||||
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石原のささら獅子舞 | |||||
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紺屋町木獅子の舞 | |||||
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天宮神社十二段舞楽 | |||||
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