福井県福井市加茂町・賀茂神社  睦月神事
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2015年2月15日(日)、福井県福井市加茂町の賀茂神社の睦月神事が、大森町の睦月神事会館で行われました。
この神事は、2回の火災で資料など焼失してしまったので、いつ頃から行われていたか、定かではありませんが、平安・鎌倉頃から、天下太平、五穀豊穣、家内安全などを願う予祝行事として、行われてきたと云われています。
かつては、賀茂神社の氏子9ヶ村が二ヶ村ずつ組になり、毎年交代で神事を行っていました。しかし、時代の移り変わりと、経済的理由などから、毎年交代で行うことが難しくなり、現在では大森地区のみが、当時の順番を守って、四年ごとに実施しています。
2月4日から、あらかじめご神体を移しておいた睦月神事会館で、練習と予行、道具作り等が行われ、当日を迎えます。
当日は、午前6時に待太鼓を打ち鳴らして、祭礼を知らせます。奉仕者一同賀茂神社でお祓いを受け、睦月神事会館まで練り歩きます。

稲作、養蚕の農作業を、舞いと、語り、お囃子を交えて田楽風に演じられます。
会場に到着すると、ご神体を正面祭壇に安置します。次に、頭上に捧げられた張り物を、棒で突いて破ってしまいます。祝詞奏上の後、「祝い中」から、子どもの舞いが始められます。「ささら」「さいやいや」と子どもの舞いが続きます。
その後、扇の本・仕官太夫と進んでいき、最後に十二段文で、睦月神事会館での神事が終了します。

「お祭り見て歩き」もご覧ください→お祭り見て歩き「睦月神事
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その1 その2 その3 その4
明神参り
油おしと張り物
祝詞奏上
祝い中(神迎え)1〜6
祝い中(もどき)1〜4
祝い中(見せ返し)1〜4
ささら
さいやいや1〜10 扇の木
士官取太夫
田囃子(足廻り)
士官取太夫
蚕囃子(足廻り)
士官取太夫
福道
献魚囃子
士官取太夫
苗取唄
十二段文
    
参考資料: 福井県無形民俗文化財
生きている民族探訪 福井
文化財調査報告 第3集
文化財調査報告 第6集