桂古代踊り
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2007年9月14日.岐阜県揖斐川町上南方桂で『桂古代踊り』が行われました.
上南方桂は名神大垣インターから北に向かい,揖斐川を渡ってすぐ303号線に入り,すぐ右に折れた山沿いの南に開けた地区で,まわりは一面の茶畑です.このあたりでお茶の栽培が行われていることは驚きでした.
祭りは,八幡神社の境内で夜8時から,村人数十人が見守る中,和気藹々といった雰囲気の中で行われました.
踊り手は8人.谷汲踊りとか,東津汲の鎌倉踊りと同じように背中にシナイをしょって胸には太鼓を付けて,バチでたたきながら踊ります.その他,笛2名,鉦2名です.
木曽川町には雨乞い.あるいは豊作を感謝する太鼓踊りが沢山見られますが,古代踊りもその中の一つです.
村人の話では,本当は踊り手は袴に草履を履いて踊るとのこと.また,谷汲踊りはここから伝わったとのことでした.
5〜6分の曲を数曲.2〜30分位,で終わりました.その後,境内に青いビニールシートが敷かれ地区の方々の親睦会が行われます.
カメラなど片付けていると,「ジュースでも飲めや」と缶ジュースをいただきました.帰り際にも,「飲んでいくわけにはいかんから,持ってけや」と,またまた缶ビールをいただき帰路に就きました.
かなりの山奥の祭りでも,カメラを持った人が何人かはみえるのですが,今回は管理人のみ.こうした人にあまり知られていない祭りを,見ることが出来心が癒された思いでした.
「桂古代踊り」が行われる八幡神社はこちら→Map(地図には八幡神社が記されてはいませんのでおよその位置です)
「山車とまつり」の桂古代踊りはこちら→「桂古代踊り」