高根白山神社「古代神楽」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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10月29日(月)静岡県藤枝市瀬戸ノ谷の高根白山神社の例大祭で行われた「高根白山神社古代神楽」を見てきました. 高根白山神社はJR藤枝駅北口から静鉄ジャストライン『瀬戸ノ谷小学校』行きのバス(3番乗り場.瀬戸ノ谷線)で終点まで行き,藤枝市自主運行バス『蔵田』行きに乗り換ます.このバスも終点まで行きます.例大祭の日はバス停から少しあがると,三叉路があって左手に道をとると,お茶の集荷工場があり,そこからジャンボタクシーで白山神社までピストン輸送してくれます.自家用車などもこの近くの駐車場に車をおいて徒歩,またはこのジャンボタクシーで白山神社まで上ります. 神社に到着すると,例大祭が終わったばかりのようで狭い境内がごった返していました.拝殿にあがると,中央に五色の紙垂(「ひいな」と云うそうです)で飾りつけられた天蓋がつり下げられ,保存会の方々が準備をしてみえました. この古代神楽は,「有東木の神楽」と同じように,大井川・安倍川流域に見られる湯立て神楽で,いわゆる「駿河神楽」と云われるものの一つです.いつ頃から行われていたか定かではありませんが,百数十年前から行われていたと云われ,県の無形民俗文化財に指定されています. 当日の次第は 神迎え 幣の舞 天狗面の舞 湯立の舞 殿面の舞 姫の舞 三宝荒神の舞 剣の舞 戎子大黒の舞 天王の舞 剣の舞 米の舞 五行の舞 八幡天皇の舞 神帰し 火の舞 道化面の舞 鈿女の舞 金山の舞 米吉面の舞 加藤面の舞 ですが,「火の舞」は行われませんでした.また,「道化面の舞」以降は現在は行われていないそうです. 神楽はまず「神迎え(座揃え)」から始まり,「幣の舞」.天狗の面を着けた「天狗面の舞」.姫面を着けた姫と翁面をかぶった道化役の翁二人の「姫の舞」.戎子面と大黒面をつけた「戎子大黒の舞」では,戎子がたらした釣り糸の先に見物人がお賽銭を付けると,二人は大喜び.二人の滑稽なしぐさに見物人から笑いの渦が巻き起こります.次々に舞が進められ,最後の「八幡天皇の舞」の前に,保存会の方からくれぐれも舞が終わるまで天蓋の飾りはとらないでほしい!と言われたにもかかわらず,不届き者が舞の最中に飾り付けを取ってしまったので,後は混乱の渦!!ここでも,自分のことしか考えない年寄りに出会って悲しい思いをしました. もっとおおらかに祭りを楽しむことができないのでしょうか??最後に天蓋に張ってある綱を切って終了でした. この神楽では,舞人が使った採り物(鈴とか,扇,笏などは別ですが)の小さな弊,弓矢などはその舞が終わると見物人に分けてくれます.管理人も30センチほどの矢を1本もらってきました. 「高根白山神社古代神楽」が行われる高根白山嶺神社はこちら→Map 「山車とまつり」の高根白山神社古代神楽はこちら→「高根白山神社古代神楽」 |
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