八坂神社舞楽奉納07
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振鉾 桃李花 甘州 蘭陵王
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賀殿 還城楽 長慶子
2007年秋晴れに恵まれた11月3日.京都八坂神社で舞楽が行われましたので拝観させていただきました.
朝,金山発8時33分の米原行き特別快速.6両編成にもかかわらずいつもより混んでいました.垂井で「さわやかウォーキング」が行われていた影響でした.米原からの乗り継ぎもスムースで,京都まで2時間10分程度.
京都のバスセンターからバスに乗ろうと思ってびっくり!!祇園方面行きは50メートル以上の列!舞楽開始1時間以上前についたのに間に合わないかもしれない!でも,さすが京都市営バス.臨時がどんどんきて5分程度でバスに乗れました.が,そこから先が渋滞!やきもきしながら,何とか12時15分頃前には八坂神社に入ることができました.
八坂神社の舞楽は円融天皇(天徳三年(959)〜正暦二年(991))の病気平癒のため天延三年(975)に行われたと云われています.現在は彌榮雅楽会が中心になって奉納されています.
舞楽は本殿前の立派な舞殿で行われます.建物の中なので柱がじゃまになりそうです.
予定より遅れてまず定番の
「振舞(えんぶ)」から始まり,
「桃李花(とうりか)」
「甘州(かんしゅう)」
「蘭陵王(らんりょうおう)」
「賀殿(かてん)」
「還城楽(げんじょうらく)」と,最後はこれも定番の
「長慶子(ちょうげいし)」
が演奏されました.
「蘭陵王」「振舞」「長慶子」以外は始めて見る曲でうれしかったです.中でも,最後の「還城楽」は天狗のような面をつけ動きも激しい曲で見応えがありました.また,以前にも見たことがある「蘭陵王」も,ここの面は極彩色で衣装も立派な物でした.
15時頃終了したので,歩いて八坂の塔を見て,16時30分発の名神高速バスに乗って帰路につきました.
これまで伊勢神宮,春日神社,真清田神社などの舞楽を見てきましたが,いずれも野外に特設の舞台を作って行われていましたが,ここ八坂神社では,舞殿で行われ,撮影にはちょっと不向きではありましたが,平安時代にタイムスリップしたかのようですばらしかったです.

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