大福田寺聖天大祭・伊勢太神楽
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放下芸の一つ.左がチャリとよばれる,漫才で云うボケ役です.日本の伝統的な曲芸を二人で軽妙に披露していきます
右の人は剣を3本回していますが,わかるでしょうか?左はおどけ役のチャリです
獅子舞です.二人立ちの獅子で2組で舞います
獅子舞最大の呼び物.一人の肩の上に,獅子面を被ったもう一人が立って傘を開いたりします
肩に乗っていた獅子役が,今度はおかめの面を付けてちょうど獅子にまたがっているような格好に肩車をしてもらっています
4月2日.三重県桑名市の大福田寺(だいふくでんじ)で聖天大祭が行われました.この祭りでは伊勢太神楽の奉納と火渡りが行われます.
大福田寺は,商売繁盛にご利益がある「桑名の聖天さん」と呼ばれて親しまれているお寺で,近鉄桑名駅の西口を出て,そのまま西の方へ.突き当たりの信号を左へ.すぐにもう一つ信号がありますので,そこを右折.200メートル位行った左に案内標識が立っています.桑名の駅から歩いて10分足らずの場所です.聖天祭は江戸時代に寛政の改革を行った松平定信が寄進したという歓喜天の祭礼です.
伊勢太神楽は13時からというので,昼食を食べて,1時間くらい前に境内に入ったのですが,すでに最前列は満席.静岡からの団体さんが20名ほど見物に来るというので,正面の最前列が予約席!になっていて出遅れてしまいました.
この伊勢太神楽は,もともとは伊勢神宮の神札を配布するために,獅子舞と放下芸を携えて各地を回る集団です.
現在は伊勢太神楽講社の神札を配布し,六つの伊勢太神楽講社が国の重要無形民俗文化財に指定されています.
12月23日に桑名の増田神社にすべての講社が集まり神事を行い,よく24日には,すべての講社が参加して総まわしがおこなわれます.
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