長浜曳山まつり
青海山 . 月宮殿 . 諫鼓山 . 春日山 . .
4月15日(火)長浜曳山まつりを見に行きました.
この曳山祭りは,約400年前,長浜城主だっ豊臣秀吉から,男子が誕生した祝いとして贈られた砂金を基に,町人達が山を造り八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりと言われています.また,曳山で子ども狂言(歌舞伎)が行われるようになった時期は不明ですが,寛保二年(1742)の台本がみられたり,明和六年(1769)から外題が記録されていたりすることから,250年ほど前から行われていたようです.
曳山は13基あります.そのうち長刀山は子ども狂言が行われませんが,残り12基の内4基が出番山として,その年の子ども狂言を奉納します.
また,祭りは4月9日から17日まで.線香番,裸参り,起こし太鼓,御輿渡御,登り山,狂言奉納,御輿還御,戻り山…など,長浜八幡宮の祭礼として多彩な行事が繰り広げられます.その内,15日の八幡宮から御旅所までの間で,繰り広げられる子ども狂言を見に行きました.
この日の子ども狂言は,朝9時55分から八幡宮の境内で一番山の「青海山」で始まり,夜20時5分から御旅所での四番山の「春日山」で終了します.その他の山は,八幡神社から御旅所の間で交代で狂言を演じます.
今年の一番山は「青海山」外題は『鬼一法眼三略巻 菊畑』
二番山は「月宮殿」外題は『碁太平記白石噺 新吉原揚屋』
三番山「諌鼓山」外題は『京人形左彫』
四番山「春日山」外題は『義経千本桜 河連法眼館の場』です.
予定表を見て,八幡宮での四番山から見ようと,金山発10時54分のJRに乗り,大垣,米原乗り換えで12時半頃長浜に着きました.
とりあえず,八幡宮へ.約10分で八幡宮に着きましたが,途中のアーケード街も八幡宮でも凄い人出にビックリ!こんなに沢山の人が出るなら,リュックに入る低い脚立を持ってくればよかった!最近は平日の方がむしろ人出が多い!ことを忘れていた.
1時近いので,腹が減っては!と取りあえず昼食.
来る前に,一番山はこの時間にここで,二番山はこの時間にここで!と予定を立てては来たのですが,とてもじゃない!これでは,予定通りには見られないので,祭りの雰囲気を楽しもう!と.
でもまあ,曲がりなりにも,すべての山で行われた狂言の一部分ずつは撮影できました.

帰りは,長浜発20時の電車に乗って帰りました.ただ,この時間には大垣での乗り継ぎが3分しかないんです.しかも,電車が到着したのは1番線.乗り換える電車は5番線.乗り換えの人はyoshikも含めて,階段を駆け上がり,跨線橋を走り,ハアハア息を弾ませて電車に飛び乗りました.何でこんな乗り換えをさせるんだ!!乗り換えの時間をもう2分ほど延ばすか,乗り換えの電車を同じホームの反対側に待機させておくとか!!もう少し乗客のことを考えた乗り継ぎにしてもらいたい!プンプン!!
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