郡上八幡春祭り_太神楽
郡上八幡春祭り 太神楽
岸剣神社の太神楽です.大幣振りが大きな幣を振りながら「とざい,とざい,とーざいー.天下泰平・国土安穏・武運長久・五穀成就・所御富貴に付,太神楽舞始められ候へや」と大声で唱えごとをします.市兵衛と獅子.付太鼓と唐子
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八幡神社の太神楽です.獅子と唐子(ささらすり).
神楽台と獅子の間を行き来しながら唐子たちが舞います
日吉神社の太神楽です.列の先頭あたりには猿田彦,烏天狗,幡などが歩きます.
鶏の冠を被り,羽織袴姿で鼓を持って床几にすわりますが,退屈なのかぐずりだす子どももいます
4月19日.岐阜県郡上市の春祭りで獅子の「太神楽」が奉納されると云うことなので,見に行きました.
この,郡上春祭りは19(土),20(日)の二日間行われますが,見に行ったのは19日の試楽祭です.
郡上!というと,長良川鉄道しか思い及ばなかったyoshikは乗り継ぎなど,調べているうちに,岐阜バスが岐阜駅から郡上行きを東海北陸道経由で毎日運行していることを発見.時間的にもぴったし.名鉄岐阜発9時15分.郡上八幡には10時半頃の到着で,長良川鉄道では2回も乗り換えなければいけない,ことを思うとずっと便利に行けます.
この太神楽は八幡町の3つの神社.日吉神社,岸剣神社,八幡神社の春の祭礼に奉納されるものです.
日吉神社は八幡町の吉田川の南.岸剣神社は小駄良川の東,八幡神社は岸剣神社の地域よりさらに東がそれぞれ氏子の地域になっていて,19日にはそれぞれの氏子の地域で太神楽が奉納されます.
事前に調べたところでは,『19日には,それぞれの神社の氏子地域を回る』ということだけで,時間・場所等わからないので,前日観光協会に電話したら獅子舞が行われる時間と場所をFAXで送ってくださいました.
バスを降りて,地図を片手に八幡町の中心街へ.と,笛や太鼓の音が…
最初の太神楽を発見!この太神楽は町内の決められた場所で奉納をして,次の場所に移動.という繰り返しなので,しばらく付いていくことにしました.数カ所で太神楽の奉納をして,岸剣神社へ.そこでお昼の休憩のようです.
yoshikの昼食はもう少し後.次は,日吉神社の一行を捜します.橋を渡って吉田川の南を探し始める.しばらくうろうろしていると,笛や太鼓の音が.日吉神社の一行も発見.約1時間付いて歩きました.日吉神社の一行もお昼の休憩に入ったので,yoshikも12時半頃昼食.公共交通機関を使って行くと,ビールが飲めるから幸せ.やっぱりお祭りを見に来ているので,氏子じゃなくてもアルコールはうれしい!
昼からは,八幡神社の一行を捜さねば.送ってもらった予定表では,この時間は一番地域の東はずれあたりにいる予定なので,吉田川の北岸を一路東へ!Aコープのあたりで発見.約1時間半ほど付いて歩きました.
一番最初に出会った岸剣神社の一行が,ちょっと撮り足りないので,再度岸剣神社の一行を捜すことにしました.この時間,岸剣神社の一行は氏子域の北のはずれあたり.地図を片手にテクテク北に向かって歩く.途中交通整理の人がみえたので,聞いたら「こちらの方向でいい」と言われてさらに北へ.
やっと笛や太鼓の音が聞こえてきました.ここでは30分位付いて歩きました.
ちょうどコンビニの前に「総合庁舎前」というバス停があったので,何気なしに行く先を見たら岐阜行きがある.やった−!今日は郡上の中心街をかなり歩き回って疲れたので,予定より早い16:07に乗って帰ることにしました.

この太神楽ですが,3つの神社の由来には多小の違いはありますが,寛文五年(1665)八幡城主遠藤常友の発願で,北町の青年10人に京都から伝えさせたものと云われています.
太神楽を奉納する一行は,猿田彦,おかめ,一兵衛,大幣振り,付太鼓各1名,唐子3名(ササラ1名,太鼓2名),笛10名,鼓10名,獅子回し数名など3〜40名になります.
舞も,多少の違いはあるようですが,ほぼ同じように見えます.
ただ,八幡神社の方は10名ほどの奴さん(?)の踊りが行われます.
この太神楽で特に興味があったのは,獅子です.基本的には5人立です.頭が付いた幌を,2組の∩字型に曲げた竹または塩ビ管の上にかぶせて,1名が頭を,残り4名がそれぞれの足を持ちます.外見的には,13日に見てきた瑠璃寺の屋台獅子のミニチュア版.といった感じです.もちろん屋台獅子のように,お囃子が中にはいるわけではありません.
三神社の太神楽はともに県重要無形民俗文化財に指定されています.
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