黒川花笠太鼓踊り | ||||
中の組の公民館前での太鼓踊りです | 両組のお稚児さんです | 上組・下組の出会いです | 神社での奉納踊りです | |
4月20日.滋賀県甲賀市土山町黒川の大宮神社で花笠太鼓踊りが行われました.じつは,同じ日にすぐ隣の山女原(あけびはら)でも花笠太鼓踊りが行われると云うことで,両方見られたら!と思って,時間,神社の場所を調べてみたのですが,良くわからないので,今回は土山の歴史民俗資料館に,返信用封筒を同封して問い合わせることにしました. ここでも,早速親切に連絡してくれました. 1.山女原の太鼓踊りは今年は奉納されないとのこと. 2.黒川の太鼓踊りは (1)9時頃上ノ平.中の組.市場.川西の4つの地区がそれぞれの公民館前に集合し,そこで大黒踊りを奉納. (2)9時半頃に上ノ平と中の組(上組),市場と川西(下組)の出会い. (3)10時頃青木ヶ瀬橋で上組・下組の出会い. (4)大宮神社で踊りの奉納 それに,大宮神社までの道順など教えていただきました. 開始時刻が早いこともあり,車で出動.東海ICで伊勢湾岸へ.新名神を走ってみようと,東名阪亀山JCから新名神へ.途中一部分三車線になっています.路面が非常にいいです.トンネルを二つ抜けると甲賀土山IC.ここで降りて国1を四日市方面へ逆戻り.しばらくすると,ナビから「まもなく目的地周辺です.運転お疲れさまでした」の声.「あれ??変だなあ」.ナビを国1沿いの大宮神社に合わせてしまったようです.目的の大宮神社はもう少し四日市よりです.国1の「猪鼻」交差点を左折.細い道を入っていくと「大宮神社」の看板が見つかりました.今度はうまく目的地に誘導してくれました.まだ早かったので,神社前に駐車場に車を止めることができました. せっかく,資料館の方が案内してくれたので,どこかの地区を探すことにしました. 神社を出て,北東方向に歩いていくと橋があってT字路.「さて.どちらに行こうか?」左を取りました.すぐ公民館があって,さらに北西方向へ.(ちなみに,後で気が付いたのですが,この道をさらに登っていくと,黒滝花笠太鼓踊りが行われる黒滝惣王神社があります.2006年7月9日に行われた黒滝花笠踊りを「山車とまつり」の《黒滝花笠太鼓踊り》でご覧ください)犬を連れた方がみえたので,聞くと,そのまま上の方に上がっていけばいいとのこと.しばらくいくと,法螺貝の音が!「よしよし.こっちだ」 中之組公民館です.まず,ここで太鼓踊りが行われます. 太鼓踊りは,山鳥の尾羽を頭に着け,鬼の面を付けた棒振り2名と締太鼓を胸に付けた太鼓2名(中踊り)を,ガワと呼ばれるホラ貝,花笠を被った十数名ほどが囲んで,法螺貝の音と唄に合わせて,棒振りと太鼓が踊ります. 踊りが済むと,隊列を作って上ノ平へ向かいます.上ノ平との境で出会いがあります. 次に両地区が一緒になって,青木ヶ瀬橋に向かいます. ここで,上組(中之組と上ノ平),下組(市場,川西)の出会いが行われ四つの地区が行列を組んで大宮神社に向かいます.大宮神社では,神事が行われている間,太鼓踊りが行われています.かなり長時間で踊り手も疲れ気味でした. この黒川の花笠太鼓踊りは,黒川・山女原・黒滝が「土山の太鼓踊り」として,県の無形民俗文化財に指定されています. ここまで来たのだから,ついでに図書館で花笠太鼓踊りの資料を調べよう.と思って,土山の図書館に寄りました.ここは以前にも来たことがあります. 数冊適当な図書を見つけ,コピーを取ろうとカウンターに申し出ると,図書館の職員の方が事務室でコピーを取ってくださいました.名古屋だとコンビニのように,料金を入れて自分で操作するのに….間違える人が多いのか,不正コピー防止なのか??そういえば,飯田市立の図書館でも職員の方がコピーを取ってくださいました. 「水口祭り」にも寄ろうかとも思ったのですが,あまり無理をしても!と思いまたの機会にすることにしました. 帰りは,時間も早いことだし,国1から22号を走って帰りました.鈴鹿峠の下りはかなり急で曲がりくねっていて,『おっとっと!』になりそうで冷や汗をかきました. 郡上の春祭りの時もそうでしたが,今回もエチケットを守らないカメラマンにいやな思いをしました.殆どが60歳過ぎで一眼レフを持っているカメラマンです. 踊りとか舞をしている輪の中に入り込む! 人の前に平気で入り込む! いずれも周りの雰囲気を見ればわかることです. お互いに気を付けましょう!!もちろんかく云うyoshikも気を付けねば!と思っています. 「花笠太鼓踊り」が行われる大宮神社→Map 「山車とまつり」の「花笠太鼓踊り」には,たくさんの画像があります→「黒川花笠太鼓踊り」 |
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