白山神社古代神楽
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7月15日(火)長野県木曽町の白山神社の例祭で神楽が行われました.
JRとバスの組み合わせも考えたのですが,あまりにもバスの本数が少ないので,車にしました.
福島町は,先の薮原神社がある木祖村より少し名古屋よりになります.
まあ,約3時間と見て,9時出発.小牧ICから中津川ICまで高速.19号で木曽町の福島トンネルを出てすぐの信号を左折.開田高原方面への国道361へ入ります.約15分程度.国道の左側に幟が2本立っています.なかなか立派な拝殿があり,「白山神社」と「御嶽神社」の額が掲げてありました.神楽は拝殿で行うとのこと.1時半から神事が行われると云うことで,上がらせていただきました.
神楽は,中央の4本柱の中で行うと云うことでしたので,本殿に向かって右の前の方に座らせていただきました.が,どうもこの場所は来賓席みたいなので,神事の途中で席を外すことにしました.
神事の終わり頃,中に入って来賓席の後の方で写真を撮らせていただくことにしました.
神楽に入る前に少し説明がありましたが,それによると,昭和27年に掛川から伝えられたもので.当時は28段あって練習も大変であった.現在はその内7段が残っている.舞はすべて小学生の女子が行っている.ということでした.舞や笛など確かに,駒ヶ岳神社の太々神楽と違って駿河系のように思いました.
めくりの表紙に「古代神楽」と書かれていたので,ひょっとして高根白山神社の古代神楽を取り入れたのだろうか?と,勝手に想像しましたが…
この日は,「御臨之舞(おりんめの舞)」「弓之舞」「高嶺之舞」「奉幣之舞」の4段が行われました.約1時間で終了.
その後神事が行われ,直会に入ると云うことで,退出してきました.

No01:神事の終わりに宮司さんが,扇と鈴を持って舞を舞います

No02:御臨之舞−扇と鈴を持って4人で舞います.

No03:弓之舞−右手に鈴,左手には小型の矢をつがえた弓を持って三人で舞います.途中四本の柱に向かって矢を放ちます.五本目は射ないで弓につがえたまま退場します.

No04:高嶺之舞−右手に鈴,左手に剣を持って二人で舞います.最初は鞘に入れたまま舞い,途中で鞘を抜き,終わりに鞘に収めます.

No05:奉幣之舞−左手に鈴,右手に榊の小枝をもって,三人で舞います.


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