談山神社例大祭
2008年11月17日.奈良県桜井市の談山神社の例大祭で,舞楽の奉納があるということなので見に行きました.
談山神社の舞楽は,以前から気になっていたのですが,やっと時間が取れました.近鉄またはJRで桜井まで行って,そこからバスです.例大祭が10時半からなので,時間を調べたら近鉄でないと間に合いそうもありませんでした.
紅葉の季節で桜井からのバスが渋滞に巻き込まれる!ということを予想して,少し余裕を見ておかなければいけません.近鉄名古屋を6時11分発にすると桜井駅発のバスが9時05分.6時31分発にするとバスは9時25分.この2つの行き方なら間に合いそうです.
この時間には名古屋の市営バスは始発前なので,5時半に家を出て地下鉄の駅まで歩いていきました.近鉄は6時11分発の電車に乗ることができました.この電車だと,途中伊勢中川と青山で乗り換えです.
桜井からのバスは,途中渋滞もなく9時半頃に談山神社に到着.予定より早く着くことができました.でも,考えてみれば5時半に家を出て9時半到着なので4時間もかかったことになります.
早速入場券を買って本殿へ.本殿と拝殿の間にイスが並べられています.談山神社の方に伺ったら,「拝殿から見てください.」ということだったので,拝殿の濡れ縁に座って待ちました.
10時頃になると,拝殿の濡れ縁は見物人でイッパイになります.10時半から例大祭の神事が始まりました.始めの神事が厳かに進められていきますが,その時にも楽が奏されます.そして,舞楽の奉納です.舞楽は神事の一環として奉納されます.つまり,始めの神事→舞楽→終わりの神事と行われていきます.
普通,舞楽の演奏というと「振鉾」で始まって,「長慶子」で終わるのですが,ここ談山神社での舞楽奉納は,「蘭陵王」一曲のみでした.ちょっとがっかりはしたのですが,南都楽所の方々の舞楽奉納は,楽の演奏も舞もすばらしかったです.yoshikが今まで見た蘭陵王の中でもピカ一!!だと思いました.蘭陵王一曲だったのですが,十分満足できました.
例大祭が終わった後は,紅葉見物を楽しんできました.

談山神社はこちら→Map
「山車とまつり」の談山神社舞楽奉納もご覧ください→「談山神社例大祭