佐八鞨鼓踊 | ||||||||||||
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8月16日(日)三重県伊勢市佐八町(そうちまち)でかんこ踊りがありました. ネットで調べてみると,19時から22時までということです.最終が22時では,公共交通機関の利用ができないので,自家用車で出かけることにしました.2時間半程度だと思うのですが,この日はお盆連休の最終日曜日なので,渋滞に巻き込まれることを予想して,12時半過ぎ出かけました.東海ICから伊勢湾岸道路へ.いつも渋滞する鈴鹿,亀山あたりもあっけなく通過.伊勢自動車道の玉城ICを降り,ちょうど15時頃佐八町公民館に到着してしまいました.準備をしてみえる方に 「かんこ踊りは7時からですか?」 「いえ,7時半からですよ」 「どうもありがとうございます」 といって,4時間以上もどうやって過ごそう???で,伊勢神宮にお参りしていこう!!と思いナビに入力すると,10キロくらいなので,行ってみることにしました.内宮前の駐車場に入るのに少々時間がかかりましたが,久しぶりに内宮にお参りしてきました. まだ時間があるので,おかげ横町までぶらぶら見物に出かけ,赤福茶屋で赤福をいただきました.3つで280円です.yoshikにとってはちょっと甘すぎ!!という感じでした. 途中の喫茶店で伊勢うどんを食べて公民館へ.すぐ横にお寺があったので,そこに車が入れられるかも.と思って狭い道を入っていったのですが,乗り入れ禁止になっていたので,県道から少し入った広い道に駐車することにしました.そこから公民館までは,歩いて5分もかかりません. 見物の人もぼちぼち集まっています.公民館前の広場の中央で,たき火をします. 7時半頃ホラ貝の音が聞こえてきました.しばらくすると,高張り提灯の先導で,たき火の周りでかんこ踊りが始まりました. 踊り手の衣装は,黒と白の縞模様の着物にわらの腰みのを着けます.シャグマとよばれる白馬の尾毛で作ったものをかぶる踊り手と,比較的大きな花笠をかぶる踊り手がいます.腰につけた鞨鼓といわれる小型の太鼓を打ち,太鼓,鉦,ホラ貝,歌に合わせて,たき火の周りで踊ります.このシャグマをかぶった踊り手の衣装が何ともユニークで,ちょっと傘お化けのような印象を受けました. 踊りは, 大踊り(19:30頃〜20:00頃)−太鼓・鉦・ホラ貝・歌 入波(20:45頃〜21:10頃)−打ち上げ花火.太鼓・鉦はなく,ホラ貝と歌のみ 泉式部(21:50頃〜22:15頃)−打ち上げ花火.太鼓・鉦はなく,ホラ貝と歌のみ でした. 終わったのが22時15分頃.玉城ICを入るところで関−四日市の間で渋滞の情報が表示されていました.案の定,関近くで渋滞に巻き込まれてしまいました.新名神との合流地点から少し先でやっと渋滞から抜けることができました.この渋滞を抜けるのに1時間ちょっと. 家に着いたのが25時20分頃.約3時間で行きより+30分.でした. yoshikは今回初めて,高速道路の1,000円均一料金を体験しました.ん〜〜!確かに利用する時はうれしいものの,CO2削減の趣旨には逆行しますね. この祭りは,いつ頃から行われてきたのか定かではありませんが,慶長年間(1596〜1614)のはじめ頃,盆供養の行事として行われ,豊年踊りや精霊踊りなどとして村に伝わってきた,といわれています.また,踊り手は世襲制で一子相伝の伝統的な踊りです.三重県の無形民俗文化財に指定されています.
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