朝日豊年太鼓踊り
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10月4日.米原市朝日の八幡神社で行われた豊年太鼓踊りを見に行きました.この日は垂井町で「表佐太鼓踊り」が行われるので,掛け持ちしようと車で出かけることにしました.
朝日豊年太鼓踊りは12時半から行われるので,自宅から八幡神社までは約70キロ.多少の渋滞があったにしても1時間半見ておけばいいだろうと,10時に出発することにしました.養老SAで弁当とお茶を買って八幡神社下の駐車場に11時40分頃到着.境内はまだ誰もいない.日陰でお弁当を食べ腹ごしらえをする.その間に太鼓踊りの関係の方がみえて,準備を始められました.その方から「下の公民館から,神社へ上がってきます.」ということを伺ったので,早速集落の方へ降りていきました.すると,最近何度もお会いするY氏にここでもお会いし,Y氏と共に公民館へ.県道を少し歩いて行くと太鼓・鉦の音が聞こえます.その音を頼りに歩いて行くと,公民館の前で踊りをしています.道行前の一踊り!という感じです.
2週間ほど前に見た,春照の太鼓踊りに比べてずっとずっと小規模で,アットホームな感じがしました.
軽トラックの後から,幟旗を先頭に道行が始まります.お天気もよく,金色に光る稲穂を両側に,後ろには伊吹山の姿もくっきり見られます.
八幡神社の境内で太鼓踊りが始まります.10日ほど前に見た春照の太鼓踊りによく似ている様にみえます.(といっても踊りの節や振りなど,全然違いがわからないyoshikでは,そんなことは言えないですね!!)太鼓の桴もやはり竹ですし,ふくべふりもいます.春照にある伊吹庁舎から直線距離で4キロあまり.同じような太鼓を使った雨乞い・返礼踊りが存在するのは当然といえば当然ですね.
12時半頃境内へ上ってきた道行きの一行は,そのまま境内を周りながら輪になって踊ります.踊りは約1時間.13時半前に終了しました.
今日はこの後,垂井町の「表佐の太鼓踊り」も見に行く予定だったので,Y氏をお誘いして一緒に行くことにしました.

朝日の太鼓踊りは,約1300年前,大原郷を開墾した頃から行われているといわれ,賤ヶ岳の戦いで勝利を収めた羽柴秀吉が,陣鉦・陣太鼓を打ち鳴らしたところ,大雨が降ったのでそれ以来鉦や太鼓を用いるようになったともいわれています.
国の選択無形民俗文化財です.

朝日豊年太鼓踊りが行われる八幡神社はこちらMap
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