白山中居神社五段神楽
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本殿(左上の建物)と大宮殿の間に白い布が張られています.神様の通り道なんでしょうか??
神楽が行われる大宮殿
大宮殿の内部.御輿が置かれているところで神楽が舞われます
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鳶の舞 二人舞 扇の舞
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鈴の舞 幣の舞
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5月16日.白鳥町石徹白の白山中居神社の春季例祭で五段神楽が行われました.10時からと言うことなので,中居神社までおよそ130キロ.2時間少々と見て朝7時少し前に出発しました.連休も終わって,東海北陸道は交通量も少なく,快適なドライブになりました.白鳥ICで降りて長良川沿いに国道156を北上.花奪い祭りで有名な長滝白山神社の横を通って,長良川鉄道の終点「北濃」の少し先で左折.県道に入ります.このあたりからつづら折れの道が続きます.
9時ちょうど.白山中居神社の鳥居前に到着.道は左に続いています.左下と,先の方に車が止めてあるのが見えたので,左折.すぐ右下に駐車場があります.でも,もう少し先まで行ってみると,駐車場はありますが,神社関係者の方の駐車場のようなので,さっき通り過ぎた鳥居横の駐車場まで引き返しました.
荷物を出して中居神社へ向かいます.大きな杉の木の間を抜けて境内へ.大宮殿の向かって左側に入り口があります.
9時少し過ぎに御輿が大宮殿の中に運び込まれ,9時半頃から約20分.「御輿祭」が行われます.御輿が外に運び出され,10時20分頃から宮司さん始め,神社の関係の方々が正面から入場されて,神事が始められます.神事の途中11時頃から五段の神楽が奉納されます.
この五段の神楽は,保安元年(1120)から行われているといわれ,小学3〜4年生くらいの姉巫女と妹巫女の二人で舞われます.
鳶の舞−姉巫女が扇と鈴を持って舞います.
二人舞−鈴と開いた扇を持って舞います.
扇の舞−姉巫女が開いた扇を2枚持って舞います.
鈴の舞−妹巫女が一人で,両手で身体の前に献げた鈴を鳴らしながら舞います.
幣の舞−二人で鈴と幣を持って舞います.
の五段です.
鳶の舞は太鼓と小太鼓のゆっくりしたリズムに合わせて,巫女一人が鈴と扇を持って優雅に舞います.
二人舞以降の曲は小太鼓が早いリズムを打ちますが,舞は鳶の舞のようにゆっくりと優雅に舞っていきます.一つの舞がおよそ5分程度.五段で30分くらいでした.

舞の後,玉串奉奠・撤饌等の神事が続けられますが,yoshikは中座させていただきました.神事の後,御輿の渡御があるようなのですが,これも見ないで帰路につきました.
帰りは行きと同じ道を通り,途中関SAで昼食.帰りも順調で15時過ぎ無事帰着.しました.

五段神楽が行われる白山中居神社はこちらMap
「山車とまつり」の『白山中居神社五段神楽』も
ご覧ください
(画像がたくさんあります)→『白山中居神社五段神楽』