伊吹まつり
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鈴の舞 悪魔払いの舞
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祇園囃子の舞 岡崎の舞
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神来舞 剣の舞
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4月10日(日)2〜3年前から見に行きたいと思っていた垂井町の伊富岐神社で行われる「伊吹まつり」を見に行ってきました.垂井町のウェブサイトでは13時から.ということなので,金山発10時53分発の大垣行きに乗車しました.伊富岐神社へは「垂井駅」「関ヶ原駅」から共に約3.5キロ.ということなので,タクシーで行こうと思って垂井駅で下車しました.
駅で降りてから,3.5キロなら歩いても40分くらいだろう.と思って歩くことにしました.マピオンの地図をプリントアウトして持って行ったので,地図を確認しながら歩きます.
旧中山道から国道21号に出てすぐ,コンビニがあったのでおにぎりとお茶を購入.西風が強く歩くのにかなり抵抗があります.21号バイパスから集落に入る道を間違え,5分くらい大回りをしてしまいました.予想していたより大幅に時間がかかり,伊富岐神社の鳥居が見えたときにはホッとしました.結局1時間少々かかりました.5〜6キロあったのではないかと思います.

割りに広い境内には,地元と思われる方々がパラパラという感じでした.到着して5分くらいすると,祭りの関係者の方々は拝殿に上がります.神事の途中で最初の舞「鈴の舞」が舞われます.舞の後神事が続けられていますので,おにぎりを1つお腹に入れます.

神事が終わると,境内で神楽が始まります.
垂井町観光協会のウェブサイトには「11の演目があります」と紹介されていましたが,
この日の舞は(※舞の右の数字は,舞が舞われた時刻です)
1.鈴の舞(拝殿内) 13:11〜13:22
2.悪魔払いの舞 13:46〜14:05
3.祇園囃子の舞 14:08〜14:16
4.岡崎の舞 14:18〜14:28
5.神来舞 14:38〜15:07
6.剣の舞 15:09〜15:15
の6演目でした.
なかでも,一番盛り上がるのが「神来舞」です.二人立ちの獅子が,途中から一人になり,鼻高面と一緒に,境内を駆け回り,厄落としをします.特に獅子は子どもの頭を噛んで健やかな成長を願います.中には怖がって泣き出す子どももあり,境内は和やかな雰囲気につつまれます.

終わって,地元の方に
「毎年奉納される舞は替わるのですか?」と聞いたら
「いえ.だいぶ省略されてはいますが,毎年同じですよ」
と教えていただきました.

帰りも,垂井駅まで歩くことにしました.帰りは,50分程度.中山道沿いの垂井宿の撮影をしようと考えていたのですが,疲れてしまってやっとの思いで垂井駅にたどり着きました.やれやれ.
大垣駅では跨線橋を渡って名古屋行きの電車に乗り換えるのですが,何とか座ることができました.

伊吹まつりは,地方豪族伊福氏の祖神がまつられている伊富岐神社の例祭で,五穀豊穣と安全を祈願して神楽が奉納されます.この伊富岐神社は創建時期は不詳ですが,式内社で古くから地元の人々に親しまれています.神楽は天明7年(1787年)の始まったといわれています.

伊富岐神社はこちら→Map
「山車とまつり」の「伊吹まつり」もご覧ください→「伊吹まつり」