真桑人形浄瑠璃 | |||||
三番叟 | こども浄瑠璃 傾城阿波の鳴門 | ||||
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傾城阿波の鳴門 順礼歌の段 | 絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段 | ||||
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真桑誉義農源七郎 水争いの段・初真桑の段 | 増補朝顔日記 宿屋の段より大井川の段 | ||||
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千秋楽 | |||||
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2012年3月20日(春分の日).岐阜県本巣市上真桑本郷・物部神社の人形舞台で,人形浄瑠璃が行われました. 毎年,春分の日とその前日に公演され,この年も3月19日(月)の午後7時から試樂で,三番叟,壷坂霊験記,弥次喜多東海道中膝栗毛が.20日(火)の午後12時からの本楽では,三番叟,こども浄瑠璃,傾城阿波の鳴門,絵本太功記十段目,真桑誉義農源七郎,増補朝顔日記,千秋楽が上演されました. 物部神社は,樽見鉄道の北方真桑駅から徒歩15分位なので,電車で行こうと思っていたのですが,今回は,三脚・脚立を持って行こうと思ったので,自家用車で出かけることにしました. 開演が午後12時.自宅から高速道路を使わないで,約50キロ.2時間と見積もって9時少し過ぎに出発.物部神社すぐ近くにの駐車場には11時少し過ぎに到着しました. 駐車場の係の方が「5時まで出られませんがいいですか?」と聞かれましたが,もちろん終演まで拝観させていただくつもりだったので,駐車させていただきました. 人形舞台の前庭には,鉄骨造りの大きなテントが張られ,既にパイプ椅子が並べられていました.真後ろからだとちょっと遠いので,係の方に「椅子が並べられている横に,三脚を立てさせてもらっていいですか?」と伺ったら,「車も通らないからかまいませんよ」ということだったので,舞台に向かって左側に三脚を立てさせてもらいました.ただ,ここだと,テントからはみ出していて,直射日光がまともに当たってかなり暑かったです. 12時頃,愛好会の皆さんによる「三番叟」から演技が始まりました. 2番目は,本郷こども会の皆さんによる,こども浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」です.舞台には小学3年生から6年生までの子どもさんが50人以上.かわいらしい声で浄瑠璃を聞かせてくれました. 3番目は,真正中学校真桑文楽同好会の皆さんによる「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」です.三味線,太夫,もちろん人形遣いまですべて中学生が行います.語りがやはり幼い感じがするものの,三味線も,人形の所作もすばらしいです.各地の伝統芸能が,後継者がいなくて存続が危ぶまれている中,小学生や中学生に,見事に受け継がれているとうことは,保存会始め地元の方々の,なみなみならない努力があるからこそ,と思います. 4番目は,川東青年部の方々による「絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段」です.やはり大人の方々による演技は,安心してみていられます. 5番目.川西青年部の方々による「真桑誉義農源七郎 水争いの段・初真桑の段」.この中で,赤ん坊に農民が瓜を食べさせる場面があるので,『ひょっとして「まくわうり」ってこの地方の産??』と思って,帰宅してから調べたら『二世紀頃から美濃国の真桑村にてよく作られていたため,マクワウリの名前がつけられた.』ということでした. 6番目.婦人部の方による「増補朝顔日記 宿屋の段より大井川の段」 最後は,婦人部の方による「千秋楽」です. すべて終了したのが4時半頃. 帰りも約2時間で帰ることができました. この真桑人形浄瑠璃は,元禄年間に真桑用水の開発に尽力した福田源七郎がなくなった後,その遺徳をたたえて上演したのが始まりといわれ,300年以上以前から行われているといわれています.国の重要無形民俗文化財に指定され,人形浄瑠璃が演じられる人形舞台も重要有形文化財に指定されています. 当日は,Canon EOS50D に EF100-400mm,EF85mm F1.8,Panasonic GF1 に 20mm F1.7 で撮影しました. 真桑人形舞台がある物部神社はこちら→岐阜県本巣市上真桑本郷Map 「山車とまつり」もご覧ください→「真桑人形浄瑠璃」 |
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