杵振り祭り | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2012年4月15日(日).中津川市蛭川の安弘見(あびろみ)神社の例大祭が行われました.この例大祭では,岐阜県の重要無形民俗文化財の杵振り踊りが奉納されます. 安弘見神社まで約90キロ.12時30分に杵振り踊りの行列が,蛭川総合事務所前を出発ということだったので,9時頃出発.中央高速恵那ICから約10キロ.10時半頃蛭川総合事務所前の駐車場に到着. もう少し先の方にも駐車場があったはずだからと,更に車を進めます.途中御輿に出会ったので,農協の駐車場に車を入れさせていただきました. 鳥居をくぐって参道へ入ります.少し登っていくと,2つめの鳥居.右手に広場があります.多分ここで踊りがあるのだろうと思いながら,更に石段を登って本殿に. 参拝を済ませて,参道入り口あたりで昼食用の朴葉寿司を買って,少し早かったのですが腹ごしらえ. 広場には,案内所があったので,祭りの様子を聞きました. 2キロくらい下の総合事務所から,踊りながら上がってきてそのまま本殿に参拝.休憩後下ってきてこの広場で踊ります.その後もう一度本殿まで登っていったあと,花馬の背中の花を奪い合います.神馬,花馬が石段を駆け上がり,餅撒きで終了になります. 総合事務所から安弘見神社までの間や,神社参道あたりにも,大きな看板に予定表が書いてあったり,案内所にも予定表が置いてあったりして,初めてでもわかりやすく案内がしてあります.それによると,
です. 総合事務所から,踊りの一行に付いて上がってくることも考えたのですが,踊りの様子を撮影することが目的なので,3時間近くですが,神社下の広場の,ちょうど北側が少し高くなっているので,そこで待つことにしました. 13時40分頃女性みこしが広場に到着.この頃には,参道,広場は人で一杯になります. 14時頃神馬・花馬が鳥居をくぐって広場に入ってきます.花馬唄をうたい,そのまま15分ほど2頭が南向きに並んでいます. 子供の手踊りが終わる頃,杵振り踊りが到着します.一行はそのまま参道を本殿まで進んでいきます.その頃には参道の両側,広場は人でイッパイです. その後,女性の手踊り. 15時半頃本殿から一行が下ってきて,広場に入ってきます. 赤,青,黄の花笠を被った踊り手が,短い杵を持って踊ります.動きはそれ程大振りではないのですが,テンポが速いので,結構大変ではないかと思いました. 杵振り踊りの列の最後は獅子です.頭は普通なのですが,胴は建築用と思われるパイプが組んであり,その中に何人か入っていて,更に紅白の縄も張ってあり,右に左に,前に後ろにと大暴れします.途中筵の上に寝そべるのですが,水をかけられすぐ起き上がって,また暴れます. この一行が,再び石段を登って本殿に向かって広場を出た頃,鳥居の下に神馬,その後ろに花馬が登場します.神馬が階段を駆け上る直前,花馬の背中に飾ってある花を参拝の人が奪い合います.残念ながら,気がついたときは既に花がなくなっていていました.あっという間に取られてしまったようです. 続いて花馬も参道を駆け上がっていきます. この後,餅投げが行われるのですが,道が混むことを予想して,早々に引き上げることにしました. 帰りも恵那ICから中央道を走って約2時間弱.無事帰り着きました. 杵振り踊りの起源ははっきりとはしませんが,もともと杵を持って踊ることからもわかるように,秋に五穀豊穣を願って安弘見神社の祭礼に奉納されていました. 24歳までの男子が臼をかたどった花笠を被り,赤と黒に彩色された杵を振りながら踊ります. 昨年は,東日本大震災の影響で,神事のみ行われ,杵振り踊りは2年ぶりということもあって,沢山の人で賑わっていました. 安弘見神社はこちら→岐阜県中津川市蛭川(Map) 「山車とまつり」もご覧ください→「安弘見神社杵振り祭り」 |
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