悠紀斎田お田植えまつり
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6月3日(日).愛知県岡崎市中島町上丸ノ内の悠紀斎田で御田植祭が行われました.
今回は,自家用車で出かけることにしました.国道23号の中原ICで降りて自宅から約40キロ.2時から神事が始まると云うことなので,1時間半程度かかると見積もって,11時半頃出発しました.日曜日と云うこともあって,途中の道路はきわめてスムーズ.1時間もかからないで到着してしまいました.
ちょうど斎田の東側の工事中の道路が駐車場になっています.時間が早いので,5分くらい歩たラーメン店で昼食.それでも開始までに1時間以上あります.
斎田の周りは幅2〜3メートルくらいに芝が貼ってあります.どうもそこはお田植え踊りの通り道になっているようなので,その外側拝観するようです.時間が早いので,一番内側に場所取りができ,持参した小型の踏み台に座って拝観することにしました.
2時から神事が始まります.約30分で終わり,その後保存会長さんの挨拶やら,来賓である議員さん達の挨拶やらで,お田植え踊りが始まったのが3時過ぎ.
六ッ美地区の女性部の方・小学6年生の女子児童等が,昔ながらの衣装で田の周りで,田植え歌に合わせて田植え踊りを踊ります.
その後,児童と婦人部の一部の方々が,田植えをしていきます.畦では,田植え歌に合わせて踊りも踊られます.
稲を植えていくのは,大人の方々なので,結構手際がよく,3時30分頃から45分頃まで.約15分で終わってしまいました.

このお田植えまつりは,大正4年.大正天皇即位の大嘗祭を行うにあたって,香川県綾歌郡綾川町が主基斎田に.そして,ここ岡崎市中島町が悠紀斎田に選ばれ,秋には収穫した新穀・白米1石を京都御所に収めることができました.その後,悠紀斎田ではこれを記念して,毎年6月の第1日曜日に御田植祭が行われ,今年が97回目とか.3年後の100回記念に向けて,実行委員会を立ち上げ準備中とのことでした.
岡崎市の無形民俗文化財に指定され,六ッ美悠紀斎田保存会の方々が中心となって,伝承しています.

「山車とまつり」もご覧ください→「悠紀斎田お田植えまつり
六美悠紀斎田はこちら→愛知県岡崎市中島町上丸ノ内(Map)