徳丸北野神社田遊び
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町歩調べ 田打ち 田うない 代掻き
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種まき 鳥追い 田廻り 休憩 春田うない 田掻き
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田ならし 田植え 呼び込み 田の草取り 稲刈り 稲叢積み
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2013年2月11日(月)。東京都板橋区徳丸6丁目の徳丸北野神社で田遊びが行われました。
18時頃から田遊びが始まると云うことなので、今回は名鉄バスセンターから高速バスを使うことにしました。7時10分に名鉄バスセンターを出発。途中休憩を挟んで13時過ぎ新宿西口に到着。約6時間です。近くで昼食。
新宿から山手線で巣鴨。都営三田線に乗り換えて高島平。そこからはバスで徳丸六丁目下車。15時前に着いてしまい、神社周辺を見て歩いたり。
大型のTVカメラが何台も、また櫓も組まれていたりで、たいそうな取材が準備されていました。
17時少し前から、田遊びに携わる方々が集まってきて神事が行われました。18時頃から保存会の方々がモガリ(舞台)に揃って1番の「町歩調べ」が始まります。

この祭りは、いわゆる田楽とか御田祭りとかいわれるものと同じく、種まきから収穫に至る稲作の一連の作業を、所作と唱え言葉で再現していくいくことにより、五穀豊穣を願う予祝行事です。

長徳元年(995)京都の北野天満宮から勧請して、この地に天満宮を建立したときから、この田遊びが始まったと云われ
、徳丸郷の洞(字)の代表の家が代々それぞれの諸役を受け継いできましたが、現在は「徳丸北野神社田遊び保存会」が継承しています。昭和51年。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

じつは、この徳丸神社の田遊びを、当ウェブサイトにアップするのをためらっていました。
理由は一つ一つの演目の区切りがよくわからないものもあること。また、「呼び込み」の演目では、宮司宅からモガリまで順に歩いてくるのですが、見学の人がいっぱいでその様子が撮影できなかったこと。また、「田の草取り」と「稲刈り」の間に「田廻り」と「穂ばらみ」という演目がありますが、その区別がどうしてもつかない。ことなどがあったからです。
しかし、よくわからない部分や、一部撮影できていない部分もありますが、祭りそのものの雰囲気は伝えられるのではないかと思い掲載することにしました。
従いまして、それぞれの演目の写真が掲載してありますが、間違っているものもあると思います。気がつかれましたら、ご指摘くださいますよう御願いいたします。


徳丸北野神社はこちら→東京都板橋区徳丸6-34-3(Map)
「山車とまつり」もご覧ください→「徳丸北野神社田遊び」
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