悠紀斎田お田植えまつり
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2014年5月25日。滋賀県野洲市三上の悠紀斎田記念田でお田植えまつりが行われました。
JR野洲駅から約3キロ。滋賀バス「山出前」下車3分。ということで、バスに乗りました。所用時間は7分ですが、まだ時間があるので、一つ手前の御上神社前で下車。境内を横切って斎田に向かいました。
御上神社はなかなか立派な神社です。お田植えまつりは、この御上神社の神事かと思っていましたが、全く違って、御上神社の南を走る国道8号線を渡ったところに、悠紀斎田の記念碑が 建てられています。この記念碑の前の斎田で御田植祭が行われます。

田植えは昔からの伝統に則って行われます。
10時頃から、神事が行われ、10時半頃からお田植え。揃いの衣装に身を包んだ植え手が苗を植え、”田”の字にかたどられた畦では、踊り手が歌に合わせて踊ります。田一枚分のお田植えが、11時15分頃に無事終了しました。

帰りは、野洲駅まで歩いてみることにしました。が、日差しも結構きつく何度もバスにすればよかったと後悔しましたが、何とか野洲駅までたどり着くことができました。


悠紀斎田(ゆきさいでん)とは、天皇が即位したときの一度だけ、宮中で行われる「大嘗祭」の儀式に、献納するお米を作る”田”のことです。
「悠紀(ゆきのように清らかに)斎田(整えられた田)」という意味ということです。
ここ野洲の悠紀斎田は、昭和天皇が即位されたとき、昭和3年に行われた、大嘗祭に献納するお米を作るために選ばれ、それを記念して毎年行われます。
ちなみに、大正天皇の時は岡崎の悠紀斎田で行われました。

「山車とまつり」もご覧ください→「野洲悠紀斎田お田植えまつり」
野洲悠紀斎田はこちら→滋賀県野洲市三上(Map)
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