睦月神事
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明神参り 油おしと張り物
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祝詞奏上 祝い中(神迎え)−その1 祝い中(神迎え)−その2
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祝い中(神迎え)−その3 祝い中(神迎え)−その4 祝い中(神迎え)−その5
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祝い中(神迎え)−その6 祝い中(もどき)−その1 祝い中(もどき)−その2
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祝い中(もどき)−その3 祝い中(もどき)−その4 祝い中(見せ返し)−その1
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祝い中(見せ返し)−その2 祝い中(見せ返し)−その3 祝い中(見せ返し)−その4
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ささら
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さいやいや−その1 さいやいや−その2 さいやいや−その3
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さいやいや−その4 さいやいや−その5 さいやいや−その6
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さいやいや−その7 さいやいや−その8 さいやいや−その9
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さいやいや−その10 扇の木 士官取太夫
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田囃子(足廻り) 士官取太夫 蚕囃子(足廻り)
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士官取太夫 福道 献魚囃子 .
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士官取太夫 苗取唄 十二段文 .
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2015年2月15日(日)福井県福井市大森町の睦月神事会館で、4年ごとに行われる睦月神事が奉納されました。
午前7時から待太鼓。10時から御輿渡御行列。神事は12時から。ということなので、名鉄バスセンター発7時の福井行きの高速バスに乗車。福井駅から睦月会館まで、路線バスもありますが、帰りのことを考えると、10キロちょっとしかありませんが、レンタカーを使うことにしました。
バスは、予定通り10時前に到着。駅前でレンタカーの手続きをして、睦月会館へ。30分少々で目的地近くに到着。このあたりは駐車禁止になっていて、警備の方の指示で少し離れた場所に駐車。

11時頃には会場へ。睦月会館に入ってびっくり。天井はそれほど高くはないものの、学校の体育館ほどの広さがあります。正面には祭壇が設けられ、その前に、俵の上に戸板を乗せた舞台が作られています。
12時少し前に、太鼓・御輿・張り物が会場に入ってきます。続いて肩車をされた舞子が入場します。
太鼓は舞台に、御輿は正面の祭壇に置かれます。張り物が中央に持ち出されると、太鼓のばちで張り物を付いて穴を開けます。続いて祝詞奏上が行われ、子どもによる舞いが始まります。
初めは「祝い中(神迎え)」で、幼児が戸板の上で一人で舞います。その後も子どもたちが一人ずつ5名。続いて「祝い中(もどき)」を4人。「祝い中(見せ返し)」を4人。その後も子どもたちが、「ささら」、「さいやいや」と戸板の上で舞います。
子どもの舞いが終わると、二人の若者が、戸板の上の太鼓をはさんで「仕官取太夫」を演じます。次に大人たちの「扇の木」「田囃子(足廻り)」など、仕官取太夫を間にはさみながら、田楽の演目が演じられます。
最後に、十二段文を太鼓と手拍子で全員が歌い終了です。その後、御輿還御・直会が行われます。

帰りは、福井駅でレンタカーを返した後、時間が余ってしまい、こんなことなら東尋坊あたりを見物してくればよかった!!と、ちょっと後悔。
帰りも、福井駅からの高速バスで、21時ちょっと前。時刻表通りに名古屋駅に到着。


明和三年(1766)、明治四年(1871)の拝殿の火災によって、資料が焼失してしまいましたが、平安・鎌倉時代から行われていたと考えられています。
かつては、志津の庄の9か村が、2村ずつ組になって、毎年交代で行っていましたが、時代の移り変わりや経済的理由などにより、現在は大森区だけが、4年に一度奉納しています。

「山車とまつり」もご覧ください→山車とまつり「睦月神事
睦月神事会館はこちら→福井県福井市大森町33-29(Map)
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