駿河神楽の特徴 |
(1)湯立て神楽の一種である |
(2)幣の舞,三宝の舞,天王の舞,八幡の舞,弓の舞など採り物の舞が共通演目として含まれる |
(3)殿の舞(侍の舞,加藤面の舞),宇須売の舞(女郎面の舞),恵比寿・大黒の舞などの面の舞が共通演目として含まれる |
(4)舞すじが陰陽五行思想に基づく五方(中央,東,南,西,北)に想定されている |
(5)舞台中央天井には,五色のシメタレ,切り抜き,ヒイナなどで天蓋状の飾りをつける |
(6)すべての舞,とりわけ採り物を持つ舞は五方をとって舞う
安倍・井川型−舞台の四隅と中央をとって舞う型
藁科・川根型−舞台の四辺と中央ととって舞う形 |
(7)採り物を持って舞う舞の音曲は基本的に共通である |