名古屋市東区 出来町砺王祭
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名古屋市東区の古出来,新出来,出来町の「須佐之男社」の祭礼.
2003年6月7日(土)8日(日)の2日間東区出来町一帯で天王祭が行われたので,7日(土)午後から見物にいきました.
曳き出される山車は新出来(西之切)の『鹿子神車』.出来町(中之切)の『河水車』.古出来(東之切)の『王羲子車』です.この3台はいずれも,すぐ隣で行われる「筒井町天王祭」の2台と同じ「名古屋型」の山車で,10月に行われる「名古屋まつり山車揃」に参加しています


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「鹿子神車」
制作:延宝2年(1674)頃
本陣:東区新出来町一丁目5-1(旧称 西之切)/西之切奉賛会
文化財指定:1973年名古屋市有形文化財
からくりは中唐子が囃子にあわせて団扇太鼓を叩き,小唐子が蓮台に逆立ちになって踊るというもの.
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「河水車」
制作:延宝2年(1674)
本陣:東区出来町三丁目19-21(旧称 中之切)/須佐之男社奉賛会
文化財指定:1973年名古屋市有形文化財
からくりは獅子頭と長くて赤い毛をつけた唐子がお囃子にあわせて激しく踊り,もう一体の唐子が松の木につるした太鼓を叩くというもの.
この日は旧「石橋車」の采振人形が乗っていました.
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「王羲之車」
制作:昭和(1948〜1952)
本陣:東区古出来一丁目1-6/お祭囃子保存会
祭囃子文化財指定:1974年名古屋市有形文化財
からくりは団扇太鼓を持った大唐子の肩に,獅子頭をつけた小唐子が逆立ちをして乗るというもの.
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2003年以外の出来町と筒井町の天王祭の画像は右のサムネイル画像をクリックしてご覧ください