西春日井茎 西枇杷島町 尾張 西枇杷島まつり
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西春日井郡西枇杷島町『尾張西枇杷島まつり』にて
2003年6月7日(土)8日(日)の両日名古屋市西区と中村区に隣接する西枇杷島町の美濃路沿いにある,須佐之男命を祀る天王社の祭礼として『尾張西枇杷島まつり』が行われました.その両日のうち8日(日)に見物に出かけました.ここでは西六軒町の『紅塵車』,橋詰町の『王義子車』,杁西町の『頼光車』,東六軒町の『泰享車』,問屋町の『頼朝車』の「名古屋型」山車が5台見られました.

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『紅塵車』 (西六軒町)
制作年代:享和2年(1802年)
大幕は紫紺羅紗無地,上赤地鳳凰の縫い
からくりは,大将座は関羽.一体の唐子が太鼓を打つと,それに合わせて,もう一体の唐子が孔雀の冠をつけ羽を広げて”華佗の舞い”を舞うというもの
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『王義子車』 (橋詰町)
制作年代:享和2年(1802年)
大幕は猩々緋の無地
からくりは,大将座には王羲子.大唐子が団扇太鼓を打つと,小唐子が大唐子の肩で逆立ちをし,大唐子の団扇太鼓を叩くというもの
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『頼光車』 (杁西町)
制作年代:明治4年(1871年)
からくりは,大将座の源頼光と渡辺綱の前で,坂田金時が足柄山で岩を持ち上げ投げつけると,熊が飛び出してきて暴れ回るというもの
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『泰享車』 (東六軒町)
製作年代:文化2年(1805年)
水引き幕は双竜古金襴.大幕は猩々緋
からくりは,大将座には僧正坊.牛若丸が木葉天狗を相手に薙刀を振り回すというもの
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『頼朝車』 (問屋町)
製作年代:弘化4年(1847年)
からくりは,大将座には源頼朝.静御前が義経の身を偲んで舞を舞うもの
大幕は猩々緋で,月に蝙蝠の刺繍.
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