長野県木曽郡木祖村薮原・薮原神社  薮原祭り
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2008年7月8日,9日と木曽郡木祖村薮原の薮原神社で例大祭が行われました.8日が宵祭り,9日が本祭りです.9日の本祭りの様子をご覧下さい.この薮原祭りには,およそ長さ4メートル,幅1メートル半,高さ2メートルの屋台の上に,高さ約1.5メートルの∩形の竹を並べ,その上に胴衣を被せ獅子舞を行います.上町は青塗りで雄,下町は赤塗りで雌の獅子です.
特に,上の屋台は原町の坂を下るときが大変で,左右に分かれた横テコが直径10センチ,長さ1メートル位のテコを車輪に噛ませながら,少しずつ山車を降ろします.上の屋台が中央線のガードをくぐってすぐ,下の屋台が待ち受け,挨拶を交わし,上,下が獅子舞を披露します.
この祭りは,享保年間(1716〜1735)に三河から伝わったとされますが,宝暦七年(1757),天保十二年(1841)に記録が見られることから,江戸中期頃から行われていたようです.

「薮原祭り」の感想等は『お祭り見てある記』をご覧下さい.→「薮原神社例大祭」
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薮原祭り以外の獅子舞は右のサムネイル画像をクリックしてご覧ください
参考資料: 木祖村史 源流の村の民俗